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さよならSo-net [エピソード]

こんばんは。
お伝えしたとおりディスク容量がいっぱいになってしまい、これ以上の更新ができなくなりました。
今後はこちらで続きを更新していきます。

今後も変わらぬご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。

ではまた!

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もうすぐ第2ループ作れるよ [レイアウト]

こんにちは。
子供たちの夏休みとともに当然ながら家族サービスの比重が高くなっていますが、灼熱の屋根裏に長時間留まるのもキッツイのでちょうどよかったり物足りなかったりです。
先週はキャンプで使ったテントやタープ、寝袋などのメンテナンスで大忙し。
少しは屋根裏の作業も進めているけど、記事を書くほどの進捗はなく今回まとめて書くことにした。
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↑前回もこんな写真を載っけた気がするけど気にせず使う。
右端に見える路盤を延長するため、その下にある線路に架線を張っている。
この架線は電気こそ流さないけど、パンタを受け止めるから緻密な作業を強いられて時間がかかってしまう。
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↑こうして実際に機関車を置いてパンタを上げながら微調整を繰り返しハンダで固定。
ようやく上下線両方の設置が終わった。
トンネルの中は架線を張らず、地上に出る手前から跳ね上がってしまったパンタを傾斜を付けた架線で徐々に下げていく仕組みを取り入れることも考えたけど、そこはやっぱりNサイズなので途中からでは上手く架線を捉えられない機関車があったりする。
だからトンネル内も妥協出来ない。
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↑架線が張れたので延長する路盤を受け止める梁を作る。
まずは実際に梁となる木材を設置してみて、どの高さでカットするか現物あわせで確認する。
床から延びる構造ならこんなことしなくても高さが出せるけど、見てのとおり天井から吊るすスタイルは高さを出しにくい。
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↑お手製の定規を使って高さを決める。
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↑路盤の高さはレイアウトの地上から127mm、床からは577mmの位置になる。
バシッとラインを罫書いて一旦梁を取り外してカットする。
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↑またしてもレイアウト製作とは思えないような物ができた。
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↑外径430mmのカーブを描いた路盤を切り出して仮置き。
ジャストフィットです。
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↑路盤を固定したら線路を敷設。
この後また架線を張る作業。

その前にここがどんな場所かちょっと説明しておく。
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↑赤い矢印の鉄橋からぐるりと周回して最終的には青い矢印のところに繋がる。
そしてこの内側に第2ループを建設する。
第2ループが完成すると、なんとアルペンルートが開通する。
もう一息といった感じだけど、今回敷設した線路に架線を張って、ループ線の複雑な形状の梁を切り出さないといけないから開通までまだまだかかりそう。
しかも第2ループの梁は半分が天井から吊るすタイプなので正確な高さにするためにはかなり手の込んだことをしないといけない。
どうやって設置しようかレイアウト建設当初から頭を抱えているけど、かなり具体的な方法が見えてきている。

ループ線の建設を見据えながらとりあえず架線を張る。
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↑かなり奥まったところなので、架線がパンタの中心を捉えているかを確認するのが厄介。
普段こういう場所は手鏡を使って見るんだけど、どこにも見当たらない。
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↑仕方がないのでスマホで写真撮って確認する。
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↑途中でハンダがなくなり買っておいたのを探したけどこちらも見つからず、ホームセンターにダッシュ。
そろそろ屋根裏部屋の整理整頓しないとあるはずのものが見当たらないよ。
何とか上下線とも架線を張ってできあがり。

ここで悲報!
ソネブロが容量いっぱいでこれ以上更新できないことに…。
今までありがとうございました。
今後は新しい場所で続きを更新していこうと思います。
まだ模索中なので、近日中に新しい場所を紹介したいと思います。

ではまた!
新たな場所で!

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中途半端に進む [レイアウト]

こんばんは。

真夏がやってきて今年も過酷な屋根裏作業が始まり汗を拭きながら夢を追い求める40過ぎのおじさんがプロジェクトXします。
それでは風の中の昴をご覧ください。
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↑いきなり線路敷設後の画像で恐縮ですが、暑くて熱くて撮影している余裕は皆無です。
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↑レーティッシュルートはカーブが緩やかなのでフツーに線路を敷きました。
強いて言えば、やはり路盤の高さに若干のズレがあったので、1mm圧のコルクシートで補正したぐらい。
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↑一方でアルペンルートはカーブがキツいので例によって真鍮皿ネジに線路を半田付けしております。
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↑突然ですが、レイアウトの下に潜ったらこんなかっちょえぇもんが見えたのでパシャリとやってやりました。
橋を下から見上げるのって好きなんですよね。
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↑レイアウト下に潜った本当の理由はこれ。
レイアウト全体に血管のごとく広がっているフィーダー線は所々で線路に電気を供給し電圧降下を防いでいます。
ここは2年ぶりに線路が延長したメインルートの地下。
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↑おらよっとフィーダー線をつけたのですが、
間違えていたので切断。
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↑汚ったない感じになったけど致し方あるまい。
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↑複線の方が2年ぶりに線路が延びたメインルート。やっとここまで来たねって一人で誰かと感動を分かち合ってみたけど、思いのほか感動しなかった。
右側の単線は後から無理矢理追加したレーティッシュルートで、こいつのお陰で橋の橋脚の位置で頭を悩ませたけど、何とかうまくいったかな。
ちなみに、建築限界が限界なのでどちらのルートもコルク道床は敷いていません。
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↑さて、場所が変わってまた裏方に戻ってきました。
いま私がいる場所(撮影してる場所)には第2ループ線を建設します。その前に、赤い矢印の路盤を延長して線路を敷いてあげないと手が届かなくなってレイアウトが無事終了します。
でも、さらにその前にやらないといけないことが。
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↑これ。
延長する線路が跨ぐことになる手前の線路に架線を張る作業です。
複線の片方が完成したところで本日はタイムアウト。

月曜からキャンプ行くので妻と買出しです。

ではまた!

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見えてきた地形 [レイアウト]

こんばんは。
暑い、とにかく暑い。
湿度がハンパない。
屋根裏にいるとじっとり額に汗をかきます。
朝のジョグで発汗作用がマックスになってるので汗が止まりません。
夏本番の灼熱地獄が到来する前に進めるだけ進めよう。

その前に
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↑先日届いたチェコのPortaBohemicaをレイアウトに並べてみた。
ドイツ、オーストリアは赤がメインカラー、スイスは白ベース、今回初導入のチェコは爽やかな青。
国際色たっぷりになってきた。
こういうことやるから作業が遅れるんだけど、楽しみながらってのも大事な要素。

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↑今回はアルペンルートの路盤を作っていく。
カーブの部分は測量して半径を求め、自作コンパスで罫書いてざっくり切り出してみる。
それを現物合わせで少しずつ切ったり削ったりしてドンピシャの状態にもっていく。
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↑橋は取り外し出来るようにするので、線路も当然のことながら分割される。
ここの路盤は本当にドンピシャにしておかないと、線路に段差ができたり隙間があいたりして脱線の原因になる。
じっくり、慎重にいきたいけど、暑さと腰の負担が心を砕きにくる。おまけに汗が頬を伝って顎からポタリポタリと垂れる。
もうどうでもよくなってくる。
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↑なんとかここまで路盤を延長した。
途中、結構なS字カーブを作ったりして、アルプス越えを演出してみた。
あまりやり過ぎると脱線、自然解放の原因になるので、ほどほどを心がけているつもり。
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↑レーティッシュルート(上)とシンクロするアルペンルート(下)。
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↑最後はここ。
実はここもアルペンルート。
斜面を行ったり来たりしながらアルプスを登っていく様子はまさにゴッタルド峠をイメージしたもの。
早く開通させてアルペンルートを走る列車を見て昇天したい。
鉄道模型を嗜む人は、うちのアルペンルートを見たら必ず昇天するだろう。
鉄道模型を嗜まない人も、うちのアルペンルートを見れば楽しい気分になるだろう。
そんなレイアウトが目標。
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↑ここで問題発生。というか、前々から気づいていたんだけど、ここに路盤を普通どおり設置すると下の線路の処理が難しくなる。
下の線路は橋を渡り切ったらトンネルに入るんだけど、右側のガーダーが長すぎて地形的にうまくいかない。
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↑ほらね。
ガーダーの左端にある架線柱が斜面に隠れてしまってる。
つまり、山肌にめり込むことになる。
どう処理するか。
この部分は橋をかけて、下の線路のトンネル入口を奥にずらすって方向で考えてみたけど、かなり複雑な地形になる。
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↑あれこれ悩んでいると、閃いた!
路盤の幅を狭くしたら上手くかわせる。
この位置ならトンネルポータルとアルペンルートの擁壁を兼ねたもので上手くおさまる。
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↑コルク道床をギリギリ敷ける幅まで路盤を狭くしてみた。
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↑ほら、路盤と架線柱の間にトンネルポータル兼擁壁が収まる。
トンネルポータルのすぐ脇に架線柱があるのはおかしいと思うかもしれないけど、そこは気にしない。
見て見ぬ振り。
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↑ついにこの斜面に全ての路盤が設置された。4段構え、高低差は最大で470mmほど。
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↑コントロールステーションからはこんな風に見える。
奥行きと高低差が織りなす立体的なレイアウト。
これこそが追い求めていた世界。
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↑思わず撮影スポットを探してしまう。
撮鉄伝説の場所を探すという楽しみ方もできる。
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↑ここで一つ気になるところがある。
金尺を置いてある場所に梁を付けたい。
路盤の安定化もそうだけど、地形を安定させるためにも骨組みとしての梁を付けたい。
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↑ハイできました。
簡単に付けたと思うかもしれないけど、結構な時間を費やしているんですね。
見ればわかると思うけど、なかなかシビアな測量を必要とするんです。

さぁ、今日はここまで。
投票に行かないとね。

ではまた!

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億劫な作業を楽しむという境地 [レイアウト]

こんにちは。
先日、ロスジェネの悲劇、頑張っても報われない、人生がムリゲー、みたいな記事を読んだ。
自分もロスジェネ真っ只中の世代で世の中のことがわかり始めた中学時代にバブルが弾けて未来のない未来が始まった。
確かに就職活動は本当に大変だったけど、本当に未来はなかったのだろうか?
戦後の高度経済成長を終えて新しい時代が始まっただけで、変化に順応できたかどうか、未来を見通せたかどうか、チャンスをモノに出来たかどうかなんだと思う。
それまでの固定観念では楽して生きていけなかったかもしれないけど、時代の変わり目なんていつもそんなもんだと思う。
みんなと同じ様に振舞えることも大事だし、みんなと違うことして個性を磨くのも大事。
自分にどれだけの付加価値をつけられるか、そこに真剣に向き合うことが大事なんだと思う。
いつでも、どんなことに対しても勝負どころを見逃してはいけない。

自分にとってはレイアウト製作も人生と一緒。
メーカーが提供する道床付き線路を買ってきてポンッと置いて繋げるだけでも楽しいけど、それじゃ未来がない。
自分だけの世界を創造する。
難しいし、労力もハンパないけど、新しい価値の創造に挑戦し続けることが楽しい。
たくさんの人がレイアウト製作を応援してくれているのは、自分で言うのもあれだけど、きっと自分が魅せられている鉄道模型の魅力をちゃんと発信できて、挑戦し続けてるからなんだと思う。

今日も挑戦は始まる!
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↑山の中の線路が敷けたので、今度は外側の線路。
まずは矢印部分の路盤を延長していかないといけないんだけど、これが手強い。
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↑なぜなら矢印のところに架線を張ってしまわないとその上に路盤を設置できないから。
架線を貼る作業は決して嫌いじゃないけど、この場所は狭くて常に中腰を強いられるから億劫でずっと避けてた。
やらなきゃ前に進まないからやるか。
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↑これがトンネル内の架線セット。
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↑こうやって架線を張る準備を整えていく。
架線柱の高さは一応治具で確認するけど1mm前後の誤差は気にしない。
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↑こうしてパンタを上げてどこが中央なのかを確認する。
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↑マジックで印を付ける。
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↑真鍮線を釣針みたいに曲げて引っかける。
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↑位置が決まったらハンダで固定。
反対側もハンダで固定したら出来上がり。
腰が悲鳴をあげるけど、夢を実現するために頑張るしかない。
諦めない。
自分で決めたハードルだから必ず乗り越える。
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↑上下線とも架線が張れた。
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↑こっち側も上下線の架線を張って腰が砕けそうだけど、これが出来たらパンタが上下しながら機関車が走る姿を実現できるから、将来の幸せを想像して苦行を楽しむ。
このカテゴリーがハードル越えには必要。
人生と一緒。
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↑架線が張れたから晴れて路盤を延長できる。
プチランドヴァッサーから伸びるこのルートは後から足したルートなだけに建築限界のギリギリを通る。
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↑すごいギリギリだ。
コルク道床を敷いたら詰むよな、ここは。
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↑さっきのさらに先の部分。
もはやパンタが引っかかってしまうレベル。
ここは微調整をして梁を外側に延長しよう。
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↑これをはずして。
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↑こうした。
何事も思ってたとおりにはいかないもので、悲観するより1mmでも前に進める道を模索する。
それこそが人生であり、レイアウト製作だ。
人と同じ道に救いはない時代。
自分の道を切り拓く。
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↑梁を延長してスペックが上がったら路盤を切り出す準備を整える。
測量して、大きめにベニヤを切り出して、ルートを想像する。
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↑大雑把に切り出した路盤にイメージを増幅する。
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↑フリーハンドでルートを罫書いて想像を現実に近づける。
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↑これが答え。
緩やかにS字を描く。
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↑こうなった。
簡単に見えるかもしれないし、実際簡単にやってのけた。
でも、簡単にやってのけるために今まで試行錯誤を繰り返して知識と経験を身に付けてきた。
最初からこんな風にはいかない。
人生だって一緒だよ。
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↑レーティッシュルートの路盤が繋がって達成感を味わっている。
困難なことを悲観しないで楽しむ姿勢。
それがレイアウト製作にも人生にも必要な要素だと思う。

ロスジェネたちよ、諦めてはいけない。
逆境を乗り越えるチャンスを与えられたんだと思えばいい。
乗り越えた時、本当の達成感を味わいながらビールを飲もう!
最後まで闘い続けようじゃないか!

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↑あ、忘れてたけどやっと線路敷きました。

ではまた!

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裏方じゃもったいない [レイアウト]

おはようございます。
子供が大きくなると休みと言えど、あれやこれやで自由時間の確保が難しくなり、いい歳こいてオモチャで遊んでる場合ではありません。
さらに、毎週のジョグも6kmから10kmと大幅に距離を伸ばしたので小一時間かかります。
おまけに家族でオートキャンプをやってやろうと企てたので莫大な資金がキャンプ用品に消えていきます。
レイアウト製作には不利な状況ばかりで泣きそうになりますが、弱音を吐く暇はないので、新たに入線したPortaBohemicaとnightjetを放ったらかして屋根裏へ。

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↑前回は路盤を設置したところまで紹介しました。とにかく時間を大切にするため写真撮影もしないでコルク道床をペタペタ貼って、レーティッシュルートにフレキを敷いたところです。
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↑ここですね。
赤い矢印のところからが今回敷設した線路で、長く緩やかなS字カーブの勾配。
ここを氷河特急が車体をくねくねさせてスイス国旗を揺らめかせて走る姿はさぞかし絵になるでしょうが、見れません。
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↑赤い矢印は上の画像と同じ場所です。
緑の矢印のところはヘアピンカーブになっていてガンガン標高を稼ぎながらアルプスを登っていきますが、見れません。
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↑ヘアピンカーブを経てこの場所まで登ってきます。左下の線路から200mmほどの位置。オープントップだから出来るこの高低差。列車が悠々と山を登りますが、見えません。
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↑上の画像の機関車がいるところから反対側を撮影したところで、S字カーブを経て列車はおよそ3000mmの長い直線に入りますが、見れません。
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↑線路を敷いて天然トンネルの通過テスト。
この不自然なルートは見せません。
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↑レーティッシュルートの線路を敷き終わり、順番待ちをしていたアルペンルートの路盤を設置。
順番を間違えると作業の難易度がググっと上がるのでこの辺はとても大事。
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↑今度はこの先にフレキを繋げる作業。
でも、この部分、フレキの接続部がカーブに差し掛かる場所。
このままだといわゆるカックン接続になる。
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↑あらかじめジョイナーで繋いで、そこをハンダでとめてやると見事なほど1本のフレキのようになる。
カーブ部分で線路を繋がないといけないときは、可能な限りこのやり方をしてる。
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↑レーティッシュルートに続き、メインルートとアルペンルートも線路の敷設が出来た。
それぞれカーブを描きながら、勾配を登ったり降ったりする。
レイアウト的には本当に見せ場だと思うけど、見れません。
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↑うん、何度も言うけど、ここが見えなくなるのはもったいなすぎ。
でもどうしようもない。
全てトンネル内のシーンとなります。
残念でした。

ではまた!

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建設開始から3年 [レイアウト]

こんばんは。
6月も終わり屋根裏ワンダーランドは建設開始から丸々3年が経ってしまった。
3年かかっても開通しないレイアウトって日本にあるんだろうか?
きっとあると思うけど、建設を諦めたとか、中断してるとかじゃなくて、作り続けているのに3年経っても完成してないとなるとそうそうないのでは?
やっぱり私はとんでもないことを始めてしまったんだなぁ。

効率よく建設するために色々と工夫をしたりするけど、作ってる状態が好きだったりするから非効率的だったとしてもありだったりする。

開通した後はシーナリー製作が待っているからまだまだ完成には程遠くて死ぬまでに完成するかどうか心配になる。

そんな心配をしてても始まらないのでレイアウト製作を進めよう。
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↑前回はここまで作業したけど、画像右端に写ってる梁がやや下がってしまっている。
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↑この梁の高さは床面から512mmの予定なんだけど実際は506mmと沈んでいてそのままいこうか何とかしようか悩んだ結果何とかすることにした。
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↑誤差を矯正するためこんな物を作ってみる。
1枚のベニヤから切り出せばいいんだけど、丁度いいブス、じゃなくて丁度いいベニヤがいなかったから複数パーツを繋ぎ合わせる作戦。
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↑繋ぎ合わせるとこうなる。
下の部分を梁の下に潜り込ませ、上の部分を別の梁に固定して沈み込んだところを持ち上げる。
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↑床面から512mmの高さになるよう、梁の下に支柱を入れて調整。
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↑調整には今のところレイアウトに出番のないTOMIXのレンガ橋脚が活躍してくれた。
こいつ、組み合わせ方で高さを調整出来るので意外と便利だったりする。
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↑位置が決まったら上部をネジで固定して出来上がり。
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↑512mmジャストになり、気持ちも晴れやかに。
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↑今度はこの長い路盤の真ん中に梁を一つ作って強度を確保する。
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↑ハイ完成。
毎回いきなりこの手の梁が完成しているけど、ベニヤを切り出すまでは測量につぐ測量をやってまぁだいたいこんなもんだろうと当たりをつけて切り出してみてあらびっくり的なことになってやり直したりするけど今回は微調整で何とかなった。
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↑分割した路盤を支えるためにカスタマイズされた梁を固定。
こちらも片側のみの固定なので、手前は上から吊り下げるつもりでいたけどそれほど沈み込みもないのでここはスルー。
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↑路盤を固定したら出来上がり。
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↑角度を変えて撮影。
複々線が鉄橋を渡って単線と合流し緩やかに左カーブしながら勾配を登ったり降りたりしてもう最高にレイアウトっぽいけど橋を渡りきったらその先は全部トンネルの中。
単線なんて存在を忘れるほどずっとトンネルの中で1ミリも出てこない。
シーナリーを作る前に動画撮影しまくっておかないとこのルートの活躍は荼毘に付される。
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↑ここでミスを発見。
ウチのレイアウトの路盤は5.5mmのベニヤを使用しているんだけど、間違って4mmのベニヤを使ってしまった。汗
苦労して鉄橋の高さに合わせて梁を設置したのにこれじゃ水の泡だよ。
でも、そんなミスも楽しみながらリペアしていくのが趣味の世界。
正規の5.5mm厚ベニヤを敷きなおすか、嵩上げするか。
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↑こうなった。
2.5mm厚のベニヤを貼り付けてみた。
1mm余計だけど何故かうまくいきそう。
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↑うん、高さは大丈夫みたい。
結構いい加減。笑

今回はまだまだ作業を続ける。
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↑またしても不思議な形の梁を切り出してカスタマイズドした。
めちゃくちゃ測量して計算してこの形になる。
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↑高さを合わせながら梁を設置したところ。
ここはトンネル内でシーナリーも作らない場所だから梁の強度は線路を支えられればよし。
1番細い梁は16mmだけど12mmのベニヤを使っているから全然問題ない。
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↑1番手前のメインルートの路盤が出来た。
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↑ここは1番奥のレーティッシュルートの路盤。
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↑レーティッシュルートはまさかのルートを通すことにした。
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↑元々の屋根裏の構造の隙間を抜けていく。
パンタを上げた状態でも通過可能だけど、コルク道床を設置する余裕はない。
直にフレキを敷くことにしよう。
まだ仮置きだけど、これでいく。

さぁ、ここで時間となりました。
このあと買い物してご飯作ってチビたちをお風呂に入れて寝かしつけて嫁と酒を飲みながらテレビ見ていつのまにか寝るってやつです。

ではまた!

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ここまで来たのかまだここなのか [レイアウト]

こんばんは。
人生というのは思ったとおりにいかないもので、そこに何かしらのテーマを求めてもう何百億人もの人が死んでいったので私も同じ運命を着実に辿ってレイアウトを作っています。

あー、自分の専門部署に配属になったけど、ここってマジ休み取れないのよね。
仕事は楽しいからまだいいけど、やっぱりそこそこ休みがないと趣味を楽しむ余裕がなくなって趣味が苦痛に変わってしまう。

さて、2週間ぶりの更新は久々のレイアウト製作ですよ。
趣味が苦痛に変わる前にやる事やっちまおうって感じです。
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↑2本のトラス鉄橋。
向こう側はしっかり繋がったので、今回はこっち側。
2本の鉄橋は長さが違うのでご覧のとおり小手先の工作で調整しました。
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↑この地形をどっやて自然な表現にしたらいいのか悩みながら形を作っていきます。
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↑路盤設置用の梁をせっせとつなぎ合わせて段々になった不思議な梁が完成したところ。
手前がメインルート、真ん中がアルペンルート、奥がレーティッシュルート。
奥に行くほど高度があるけど、この後アルペンルートとレーティッシュルートは高度が逆転していく複雑さ。
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↑まずはレーティッシュルートの路盤を設置。
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↑最近よくやる横着。
路盤を設置してからの補強梁。
この方が簡単だし路盤がデコボコしないんですよね。
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↑これはお手製の大型コンパスです。
薄いベニヤに穴を開けて鉛筆ぶっ込んで路盤の罫書きをします。
今回、半径が大きめだったのでコンパスを延長しました。
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↑こんな感じでガガガガーッと罫書きます。
勢い余って鉛筆の芯がポロリと折れますが、電動鉛筆削りでガーッとやって復活させます。
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↑見えねー、笑
一応幾重にも重なる虹のような罫書きが出来ています。
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↑罫書いた後はじっくりノコで切り出してレイアウトに収めていきます。
まだ仮置き状態ですが、こんな感じで大きなカーブを描きながら列車は進んで行くのです。
トンネルの中を。
そう、こんなに悠々としたカーブも当レイアウトでは見せ場ではなく、裏方なんです。
正直言ってもったいない。

ここでタイムオーバー。
これから娘と息子とサッカーの練習です。
俺はバスケ部だったんだけどしょうがない。

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↑最後に中央駅部分に列車を並べてパチリ
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↑パチリ
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↑パチリ

今月でレイアウト製作を始めてからまる3年になります。
まだ開通しないのか、ここまでよく飽きもせずに続けていられるのか、もはやどっちがどっちかわからないけど、これからもよろしくってことでお願い申し上げます。
ではまた!

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ブサイクに見慣れて愛着にかわるICE4 [客車]

こんにちは。
マジで仕事が忙しくてGW以来屋根裏に行けてないイケてない生活を送るおじさんです。
そんなおじさんにもお金さえ払えばやって来る幸せ、通販のおもちゃがやって来ました。
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↑なんてブサイクなんでしょう。
つけまつ毛してアイシャドウとリップ塗り過ぎた色白のカエルに見えますが、この度KATOがリリースしたドイツ鉄道のICE4です。
国内向けだけあって12両フル編成でも店舗によっては3万前後で購入できます。
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↑ICE4はヨーロッパの標準車両よりさらに長い。Nゲージのサイズを大幅に超えていてもしかしたらTTゲージなんじゃねーかと思わされる長さに仕上がっています。
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↑車両の長さを比較。
ちょっと分かりづらいですが、上が走る10万円札と言われているIC2000、真ん中がやはり10万円札がないとフルコンプできないICE1、下が10万円札で3編成も買えてしまうICE4です。
標準車両より12mmほど長いようです。
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↑こうして見ると、長さだけでなく、高さも結構ボリューミーでやはりこいつはTTゲージじゃなかろうか?と思ってしまいます。
しかし、よく見ると台車と台車の間隔は標準車両とほとんど変わらないのであります。
なるほど、これなら長い車両も従来の線路を走ることができるってことか。
てことは、心配していたウチのレイアウトも軽々走り抜けてくれるだろうと期待。
ちなみに、KATOの公式スペックでは最小通過半径はR282とのこと。
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↑わが家で1番キツいカーブ。
R270なのでスペックオーバーですが、ちゃんと曲がれるようです。
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↑うわさの椎間板ヘルニア(白目)。
KATOの人はこの状態に違和感を感じなかったんだろうか?
曲がれれば何でもありな感じが日本の鉄道模型の残念さを物語っていると思います。
ヨーロッパメーカーはロングボディでもR230を軽く曲がるので、やはり努力不足は否めません。
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↑それでも離合も大丈夫。
ウチのレイアウトでも十分走れることを確認致しました。

それでは、ディテールの世界へお招きいたしましょう。
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↑動力台車です。
きめ細かい表現は流石の日本製。
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↑こちらはトレーラー台車。
しっかり違いを表現しているだけに惜しまれるのは椎間板ヘルニア。
しつこい?
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↑塗装や表記もまずまずの出来栄え。
表記はちょっと滲んでシャープさに欠けるようなのでヨーロッパメーカーの勝ちかも。
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↑屋根上のクーラーは圧巻の出来栄え。
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↑パンタはプラ丸出しのおもちゃ。
やっぱりヨーロッパ車をやるならバネ入れようよ。
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↑アニキとの並びもいいね。
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↑14両編成の長男と12両編成の四男。
ICE-Tは従兄弟か?
どうでもいいや。
一車両が長い四男より80mmほど長い長男でした。
てことは、ICE4もしっかり駅に収まる長さってことがわかりました。

さて、いまはアナログのICE4ですが、これからデコーダーを入れてデジタルに生まれ変わります。
本当はサウンド付きだったはずなんだけど、KATOが冴えないメーカーなのでサウンド化は実現しなかった。
そーゆーとこだよ、そーゆーとこ!
だから日本はデジタルが流行らないんだよ!
マジでイラつく今日この頃。

ではまた!

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続 レイアウトに架かる橋 [レイアウト]

こんばんは。
あっという間にGWが終わってしまいました。
最初の5日はお仕事でその後の3日は家族旅行、そしてラスト2日はレイアウト製作という充実した連休となりました。
あれ?今年のGWって10連休だったよな。
半分仕事じゃないか!
まぁ、仕事があるってことは幸せなことだとポジティブ考えていきましょう。

さぁ、レイアウトに橋を架けるぞ!
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↑この手前にある2本の鉄橋をカチッと架けたいと思います。
橋を架けるなんて簡単だよと思ってる人は日本型ユーザーの証です。
彼のヨーロッパではユニトラックやファイントラックの様なシステマチックな線路はないんです。
ないこともないけど、日本型ほどカッチリしてないので、ある程度ユーザーの腕が試されます。
買ってきてポン付けとはいかないところがあちらの流儀。
さらにオープントップ工法のわが家ではさらに腕を磨かないと鉄橋どころかデッキガーダー橋すら架けられない始末でもう面倒くさいのなんのって。
でも、そこに喜びを感じている変態なのです。

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↑ここに線路を敷いて鉄橋を架けたいのですが、そこまで行くにはそれなりに大変で大変で。

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↑これはさっきの画像を横から撮影したもの。右から左にかけて登り勾配になっていますが、橋は平行に架けなければいけません。(と勝手に思ってる)
そうすると、左の浮いてる路盤をグイッと下げることになります。

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↑そこで気になるのがこれ。
ダブデッカーさんは山なりな線路で腹を擦ることになってしまうんですね。
この残念な状態を解消するためには、平行になるまでの路盤を緩やかな状態にしないといけません。

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↑ヤスリで削って緩やかを実現しています。
マジで手がかかるよ。

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と、ここで問題発生。
ここの線路は両サイドに取り外し可能な橋があり、電圧降下を避けるためフィーダーをかましておく必要があるんですが、そのために設けたフィーダー線の記号がどぅなってんだかわからない始末です。
AR1はアルペンルートの1番でMR1はメインルートの1番だってとこまでわかるんだけどそれってどれって感じでちょっとしたパニック。

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↑フィーダー線の大元をたどってこんな感じに書き込みして一件落着。
ここから辿ってきてAR1とかMR2とか、青とか白とか。
なんで最初からこれをやらなかったのかという謎はおそらく解明できないのでしょうね。
なんとかなるさ的なポジティブシンキングのなせる技。

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↑ほんでもって、線路を敷くために必要なのが、橋はこうやって繋がるからちゃんと繋がる様に線路敷けよって目印。

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↑その目印に真鍮の皿ネジを打ち込みます。

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↑フレキを行ったり来たりさせて皿ネジの高さを微調整。

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↑そしてフィーダー線をハンダ付けした線路を敷いていきます。

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↑線路を敷いたら、動かないようにさっきの真鍮皿ネジにハンダ付けします。

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↑シャキーン!
もうこれで線路は微動だにしないことでしょう。

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↑そして遂に橋をかけます。
トミックス純正の橋桁では高さが全く合わない。
これこそがヨーロッパ型でありオープントップであるのです。
一歩先行く感じなのか、出遅れてんのかわかりませんがこれぞヨーロッパ鉄道模型の真骨頂と自分に言って聞かせて満足感を味わうマゾ。

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↑自分で橋桁作っちゃいます。

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↑やや高いようなので、橋桁の高さを微調整していきましょう。

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↑ここまで削るぞって線を書いて、慎重に少しずつ削っては確認して削っては確認してを繰り返してもう愛着が湧かずにはいられないところまで来ると完成します。

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↑はい、ぴったり。

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↑今度はこっち。
こちらもやや低いようで、誤差を測ったところ2.5mmほどの橋脚を付けないといけません。
2.5mmの橋脚ってなんだよと言いたいところですが、160をかけると400mmですよ。
バカに出来ない橋脚です。
ただ、ここでは2.5mm…。

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↑今度の橋脚は製品に付属する橋脚を使います。

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↑製品そのままだと、
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↑4.5mm高い。
では削りましょう。

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↑before&afterです。
ここまで薄くするとキットの橋脚を使う必要があるんだろうかと疑心暗鬼になりますが、せっかくだから使おうよって言うことで使います。

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↑ほーら、ぴったり。

これでレイアウトに2本の橋が架かりましたよ。
実際にはもう少し手を加えていきますが、遂に懸案事項だったこの2つの鉄橋がレイアウトに登場したので明日から枕を高くして眠れます。

今回のGW、我ながらなかなか充実したな。

ではまた!

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