Regional Express [客車]
Guten abend.
本日はドイツ鉄道(DB)の近郊型列車Regional Expressを紹介します。
一般的にはREと略されて表示されています。
日本の鉄道で言うと、「準急」的な立ち位置かな。
それではさっそく写真を
こちらでーす。メーカーはMinitrix。
私の大好きなダブルデッカー車輌。
これは制御車で、以前も紹介したとおり、運転席付の客車です。
この制御車から一番後ろに連結された機関車を制御して推進運転をすることができてしまいます。
ヨーロッパでは、機関車+客車がの編成が主流で、かつ、主要な駅はほとんどが線路の終点になっています。
ですから、普通の客車編成だと折り返し運転の際に機関車を前後で入れ替えしなければなりません。
その手間を省くために客車を先頭にして運転できるシステムを採用したわけですね。
日本とだいぶ違う運行方法に衝撃を受けてしまいました。
と、うんちく気味になってしまいましたが、ディテールをどうぞ。
1階が2等席で2階が1等席になっています。
ドアの左に自転車のマークが見えるように、自転車の持ち込みも可能で、車内には自転車を固定するストラップが設置されています。
制御車のお顔です。
モダンなデザイン。
行き先表示です。
この車輌はシュトゥットゥガルト行きです。
窓の下の表示は、この列車のスペックを表示してあり、非常にきれいな印刷がされています。
一番左の140は140km/hまでの運行が可能という意味です。
その隣のDBの表示は、ドイツ国内のみ運行可能といういみです。
国際列車になると、この表示がRICとなります。
中間車になります。こちらは制御車と違いFleischmannのモデルですが、色に違いは全くありません。
こちらは全て2等席の車輌で、ボディーに広告が貼られています。
ドアの下にはステップがついています。
郊外の駅はホームの高さが低いので、このステップがないと列車に乗れません。
こちらの行き先表示はカッセル行きになっています。
さっきと違います…。
最後はこの中間車。これもFleischmann。
ちょっとお洒落な感じです。
何がって?
ZugCafe。つまりカフェ列車です。
1階にカフェが設置されていて、朝の通勤のひと時にコーヒーなんかをたしなんでしまえます。
ちなみに普通列車です。
毎日ギュウギュウ詰めの電車で通勤している日本人には考えられない状態ですね。
今度の行き先表示は、ミュンスター行き…。
でも、表示が小さいので全く気にしてません。
表示が大きくても多分気にしないと思いますが(笑)
我が家ではこのRE、4輌編成で運行しています。
ドイツを訪れたとき、このREはフランクフルトからマインツに行くときにお世話になった思い出の列車の1つでもあり、この鮮明な赤とダブルデッカーなところも相まって、コレクションの中でもお気に入り上位に位置しています。
ぜいたくを言えば、もう1編成購入してすれ違いを楽しみたいと思っています。
Danke schön. Tschüß!
本日はドイツ鉄道(DB)の近郊型列車Regional Expressを紹介します。
一般的にはREと略されて表示されています。
日本の鉄道で言うと、「準急」的な立ち位置かな。
それではさっそく写真を
こちらでーす。メーカーはMinitrix。
私の大好きなダブルデッカー車輌。
これは制御車で、以前も紹介したとおり、運転席付の客車です。
この制御車から一番後ろに連結された機関車を制御して推進運転をすることができてしまいます。
ヨーロッパでは、機関車+客車がの編成が主流で、かつ、主要な駅はほとんどが線路の終点になっています。
ですから、普通の客車編成だと折り返し運転の際に機関車を前後で入れ替えしなければなりません。
その手間を省くために客車を先頭にして運転できるシステムを採用したわけですね。
日本とだいぶ違う運行方法に衝撃を受けてしまいました。
と、うんちく気味になってしまいましたが、ディテールをどうぞ。
1階が2等席で2階が1等席になっています。
ドアの左に自転車のマークが見えるように、自転車の持ち込みも可能で、車内には自転車を固定するストラップが設置されています。
制御車のお顔です。
モダンなデザイン。
行き先表示です。
この車輌はシュトゥットゥガルト行きです。
窓の下の表示は、この列車のスペックを表示してあり、非常にきれいな印刷がされています。
一番左の140は140km/hまでの運行が可能という意味です。
その隣のDBの表示は、ドイツ国内のみ運行可能といういみです。
国際列車になると、この表示がRICとなります。
中間車になります。こちらは制御車と違いFleischmannのモデルですが、色に違いは全くありません。
こちらは全て2等席の車輌で、ボディーに広告が貼られています。
ドアの下にはステップがついています。
郊外の駅はホームの高さが低いので、このステップがないと列車に乗れません。
こちらの行き先表示はカッセル行きになっています。
さっきと違います…。
最後はこの中間車。これもFleischmann。
ちょっとお洒落な感じです。
何がって?
ZugCafe。つまりカフェ列車です。
1階にカフェが設置されていて、朝の通勤のひと時にコーヒーなんかをたしなんでしまえます。
ちなみに普通列車です。
毎日ギュウギュウ詰めの電車で通勤している日本人には考えられない状態ですね。
今度の行き先表示は、ミュンスター行き…。
でも、表示が小さいので全く気にしてません。
表示が大きくても多分気にしないと思いますが(笑)
我が家ではこのRE、4輌編成で運行しています。
ドイツを訪れたとき、このREはフランクフルトからマインツに行くときにお世話になった思い出の列車の1つでもあり、この鮮明な赤とダブルデッカーなところも相まって、コレクションの中でもお気に入り上位に位置しています。
ぜいたくを言えば、もう1編成購入してすれ違いを楽しみたいと思っています。
Danke schön. Tschüß!
2011-06-13 23:33
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コメント(6)
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こんばんは。
色々と、勉強になりました。
ほんとに印刷部分がキレイですね。
昨年、ポツダムからベルリンに移動の際に
利用した記憶があります。
by enpoko (2011-06-14 00:15)
準急が140km/hで走るとは、凄いですね。
カフェがあるとは・・・ホロ苦いコーヒーをすすりながら新聞を読んで通勤先に向かえるとは、優雅ですよね(^_^)
電車を降りてからホームであわただしく缶コーヒーをがぶ飲みしている自分にはうらやましい限りです。
by 瓦葺鉄道 (2011-06-14 08:09)
なるほど~ 考えましたね~ 客車に機関車の制御機能があるなんて 日本では考えられなかったですね 若しこの方法が通用していたら 日本の客車列車も 長生きしたでしょうね~ 今は客車列車どんどん減って行きますからね~ そのうち機関車は全部貨物用になってしまうのではないでしょうか?
by トータン (2011-06-14 12:42)
enpokoさん、ありがとうございます。
REはドイツのいたるところで見ることができますね。
日本でも走ってないかなぁ…。
中央線とかで。
by Gut (2011-06-18 23:53)
瓦葺鉄道さん、ありがとうございます。
ドイツは国土が平坦なので、線路は直線が多いように感じました。
ですからビュンビュンとばします。
AutoBahnも速度制限なしですしね。
by Gut (2011-06-18 23:57)
トータンさん、ありがとうございます。
素人目線での推測でしかないですが、推進運転を可能にしたのはバッファーがあるからではないでしょうか。
なので、日本ではちょっと無理ですね…。
いまからバッファーつけてもいいですが(笑)
by Gut (2011-06-19 00:00)