スイスの力持ち [機関車]
Guten abend.
みなさま、あけましておめでとうございます。
今年もちょくちょくヨーロッパ型レイアウトや車輌をアップしていきますので、よろしくお願いいたします。
さて、本年1発目は、タイトルにあるとおりSBBの機関車を立て続けに3種類紹介してしまいます。
じゃじゃーん!
ビシッと並んでいただきました、こちらの機関車たちです。
右端の1輌。
SBB Re6/6です。
この機関車は1970年代に山岳用の強力機として開発された貨客両用です。
スタイルは最後に紹介するAe6/6のスタイルを継承しており、いかにもスイスって感じ。
車軸はヨーロッパでは珍しいBo'Bo'Bo'(2軸の台車が3台の配列)となっています。
現在は、Re460等客車用機関車の開発により、全てSBB Cargoに所属しており、形式も国際基準に従いRe620と改称されています。
モデルはHobbyTrain製。
種類は緑やCargo塗装なんかもありますが、我が家では一番メジャーな赤をチョイス。
お次は、真ん中Re4/4。
1950年代から長年にわたり生産が続けられた同じく貨客両用の機関車です。
長期間にわたって改良が施され、同じRe4/4でもかなりの種類があるようで、全ては把握しきれていませんし、モデルも極めて多くの種類が発売されています。
こちらも現在は形式がRe420と改められています。
私が所有するRe4/4は、Fleischmann製でSÜDOSTBAHNというスイスの私鉄使用の機関車です。
本当はSBBのものが欲しかったのですが、なかなか見つからずひとまずこちらで我慢です。
Re10/10です。
そう、紹介したRe6/6とRe4/4の重連を通称Re10/10と呼んでいるんです。
この重連で長編成貨車を牽引してスイスアルプスのゴッタルド峠をグングン登っていきます。
ときには4重連なんてのもありますし、重連牽引の最後尾に推進の補機1輌なんて編成もあるんです。
スイスはご存じのとおりの山国で、しかもアルプス山脈一帯は排ガス規制のかかった国立公園が多く、トラックでのアルプス越えはご法度。ですから、世界中で貨物列車が衰退していくなか、スイスだけは今でも大量の貨物を列車で運搬しており、強力な機関車が昔から欠かせないお国なんですね。
大型トレーラーをトラクターごと積載し、1輌だけ運転手用の客車を連結してアルプスを越えイタリアへ、なんて貨物列車もあります。
で、左端のこちらは山越え貨物専用にSBBが最初に力を入れた近代型機関車、Ae6/6です。
塗装が違うのでひと目でRe6/6との違いがわかりますが、こちらも赤、緑そしてオレンジなどなど多数のバリエーションがあります。
最も大きな違いは車軸の配列、Re6/6のBo'Bo'Bo'に対し、こちらはCo'Co'(3軸台車が2台)なので、素人でもひと目でわかります。
Re6/6と同じく全てがSBB Cargoに所属しており、形式もAe610と改称されています。
こちは先日発売されたばかりのFleischmann製、SBB Cargo塗装です。
やっぱりSBBのCargo塗装は存在感があって大好きですねぇ。
これから、たくさんの貨車を、そして客車を牽引してもらう予定でおります。
ちなみに、スイスというお国は「Cargo」と塗装された貨車専用機関車が平気で客車を牽引したり、機関車の両サイドに客車を連結して営業運転してしまいます。
そんな姿も再現してみたいと思います。
Danke Schön. Tschüß!
みなさま、あけましておめでとうございます。
今年もちょくちょくヨーロッパ型レイアウトや車輌をアップしていきますので、よろしくお願いいたします。
さて、本年1発目は、タイトルにあるとおりSBBの機関車を立て続けに3種類紹介してしまいます。
じゃじゃーん!
ビシッと並んでいただきました、こちらの機関車たちです。
右端の1輌。
SBB Re6/6です。
この機関車は1970年代に山岳用の強力機として開発された貨客両用です。
スタイルは最後に紹介するAe6/6のスタイルを継承しており、いかにもスイスって感じ。
車軸はヨーロッパでは珍しいBo'Bo'Bo'(2軸の台車が3台の配列)となっています。
現在は、Re460等客車用機関車の開発により、全てSBB Cargoに所属しており、形式も国際基準に従いRe620と改称されています。
モデルはHobbyTrain製。
種類は緑やCargo塗装なんかもありますが、我が家では一番メジャーな赤をチョイス。
お次は、真ん中Re4/4。
1950年代から長年にわたり生産が続けられた同じく貨客両用の機関車です。
長期間にわたって改良が施され、同じRe4/4でもかなりの種類があるようで、全ては把握しきれていませんし、モデルも極めて多くの種類が発売されています。
こちらも現在は形式がRe420と改められています。
私が所有するRe4/4は、Fleischmann製でSÜDOSTBAHNというスイスの私鉄使用の機関車です。
本当はSBBのものが欲しかったのですが、なかなか見つからずひとまずこちらで我慢です。
Re10/10です。
そう、紹介したRe6/6とRe4/4の重連を通称Re10/10と呼んでいるんです。
この重連で長編成貨車を牽引してスイスアルプスのゴッタルド峠をグングン登っていきます。
ときには4重連なんてのもありますし、重連牽引の最後尾に推進の補機1輌なんて編成もあるんです。
スイスはご存じのとおりの山国で、しかもアルプス山脈一帯は排ガス規制のかかった国立公園が多く、トラックでのアルプス越えはご法度。ですから、世界中で貨物列車が衰退していくなか、スイスだけは今でも大量の貨物を列車で運搬しており、強力な機関車が昔から欠かせないお国なんですね。
大型トレーラーをトラクターごと積載し、1輌だけ運転手用の客車を連結してアルプスを越えイタリアへ、なんて貨物列車もあります。
で、左端のこちらは山越え貨物専用にSBBが最初に力を入れた近代型機関車、Ae6/6です。
塗装が違うのでひと目でRe6/6との違いがわかりますが、こちらも赤、緑そしてオレンジなどなど多数のバリエーションがあります。
最も大きな違いは車軸の配列、Re6/6のBo'Bo'Bo'に対し、こちらはCo'Co'(3軸台車が2台)なので、素人でもひと目でわかります。
Re6/6と同じく全てがSBB Cargoに所属しており、形式もAe610と改称されています。
こちは先日発売されたばかりのFleischmann製、SBB Cargo塗装です。
やっぱりSBBのCargo塗装は存在感があって大好きですねぇ。
これから、たくさんの貨車を、そして客車を牽引してもらう予定でおります。
ちなみに、スイスというお国は「Cargo」と塗装された貨車専用機関車が平気で客車を牽引したり、機関車の両サイドに客車を連結して営業運転してしまいます。
そんな姿も再現してみたいと思います。
Danke Schön. Tschüß!
2012-01-04 00:48
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コメント(9)
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おはようございます。
明けましておめでとうございます。
今年も宜しくお願い致します(^^)
スイスは特に機関車の色が明るいですね
by よしくん (2012-01-04 10:37)
明けましておめでとうございます。
新年早々、ステキなSBBの機関車。
かなり萌えました。
今年もGutさんの模型のコレンクションや
センス抜群のジオラマ作製楽しみにしています。
体調は回復されましたでしょうか?
今年もよろしくお願いします。
by enpoko (2012-01-04 16:14)
よしくんさん、ありがとうございます。
SBBの一昔前の車輌はダークグリーンやブラウンでとても地味だったんですよ。こんなに彩り豊かになったのは最近のこと。
しかも、他国と比べても色の使い方がダイナミックです。
それでいて下品にならないあたりは、デザイナーのセンスの良さだと思います。
by Gut (2012-01-04 19:22)
enpokoさん、ありがとうございます。
萌えていただいて何よりです(笑)
センス抜群なんてもったいない!
でも、嬉しいです。
今年も鉄道に興味のない人でも楽しめる、ミニチュアワンダーランドのようなレイアウト目指して頑張りまーす。
体調はすっかりよくなりました。
お気遣いありがとうございます。
by Gut (2012-01-04 19:32)
遅ればせながら、新年のご挨拶を申し上げます。
Re4/4はHOで欲しいカマ上位に入ります。いつかはACフルサウンド
仕様で欲しいですね~。
今の角目も良いですが、丸目もつぶらでなかなか…。
スイス電機はコレクション心をくすぐります。
by senichi (2012-01-05 16:02)
senichiさん、ありがとうございます。
私も最初はDBにばかり目がいってましたが、SBBの魅力にどんどん引き込まれてます。
そして、OBBも…。
by Gut (2012-01-06 06:39)
ヨーロッパの電車って
かっこいいですね。
by Norscot ミニカー (2012-01-07 15:51)
Norscot ミニカーさん、ありがとうございます。
ヨーロッパは色の使い方がとっても上手ですよね。
それに機関車主体の運行は迫力満点です。
またの訪問してくださいねー、お待ちしております。
by Gut (2012-01-15 21:18)
トータンさん、SORIさん、Niceありがとうございます。
by Gut (2012-01-15 21:20)