ピギーバック貨車 [貨車]
Guten tag.
皆さまお久しぶりでございます。
先日からお伝えしていたとおり、引越し作業をしておりました。
7月12日に無事引越し、それから段ボールの片づけやら家具の新規購入やら忙しい毎日。
そして、先日ようやくネット環境も整い、本日1カ月ぶりにブログを更新することになりました。
新居での最初のネタは、これまで憧れてはいたものの、予算の関係から納車を控えているうちに市場から姿を消しつつあったヨーロッパのピギーバック貨車です。
2010年モデルでFleischmannから多数発売され、2011年にも新たなものが発売され、欲しくて欲しくてたまらなかったのですが、この手の貨車は単体で所有していても全く意味のないタイプですから、手を出すとしたら、ある程度まとまった数が必要になります。
まとまった数が必要ということは、まとまった資金が必要であり、手軽に手を出すことができずにいたわけです。
そんなこんなで、他の車輌を物色しているうちに、2010年モデルが市場から姿を消し、残りわずかの2011年モデルだけが入手可能という残念な状況に陥っており、再び充実した数量が市場に出るまで待つしかない状態となっていました。
ところが先日、某オークションにて2010年モデル6輌がお手頃価格で出品されたことを察知し、すかさず入札、競合もなくあっさり納車となった運びです。
前置きがとても長くなってしまいましたが、こちらの動画でどんな貨車なのかをご覧ください。
トラックをそのまま貨車に積載してしまうという物流マニアにはたまらない貨物列車です。
機関車のすぐ後ろに連結されている客車は、トラックの運転手が乗る客車。
日本でかつて運行されていたこの手の貨車は、トラックのみの運搬でトラック運転手は出発地と目的地では別の人でした。
しかし、こちらの貨車は運転手も一緒に移動してしまい、なんとなく無駄がありそうな…。
これは私の推測ですが、環境先進国が多いヨーロッパのことですから、スイスアルプスは排ガス規制が厳しいエリアで、このスイスアルプスを越えていくためには、大型トラックはこのような形を取らざるを得ないのだと思います。(あくまで私の想像です)
そんな訳で、こうした魅力的な貨物列車が今も運行されているのだと思います。
それでは、モデルの紹介。
こちらが現在我が家の配備された編成です。
客車はKATO製の「HUPAC」。これは物流会社の名称です。
車体が全体的に白いせいか、たのヨーロッパ製客車より車高が高い気がします。
塗装はまずまずですね。
しかし、成形になんとなくシャープさが足りないと言った印象を受けます。
続いて
と
と
が2輌
と
の6輌が2010年モデルです。
続きまして
と
が2011年モデル。
2010年モデル入手にともない、銀座で捕獲してきました。
それにしても、2010年モデルと比較してトラクターが安っぽいのはなんででしょうか…?
そのうちディテールを塗装で再現しなくてはいけない感じですね。
それから
こちらは2011年モデルのトレーラーなしバージョン。
動画で見ていただいたとおり、常に満員御礼という訳ではないようですので、こうして空席も再現してみました。
ひっくり返して台車を見ると、小さな車輪がたくさんあります。
大型トレーラーが編成最後部から自走しながら貨車に載るので、低床を実現しなければいけません。
そこで、小さな車輪8軸の台車を装備したようです。
この台車、リレーラーなしで線路に乗せるのが難しいです。
カプラーも低床を実現するため、低い位置にあり、モデルもアーノルドカプラーではなく、専用カプラーが設置されています。
最後は編成の後ろから。
全部で10輌の貨車と1輌の客車で構成することができました。
これだけあれば十分見ごたえのある編成ですが、機会があればまた増やしてみたいと思っています。
Danke schön. Tschüß!!
皆さまお久しぶりでございます。
先日からお伝えしていたとおり、引越し作業をしておりました。
7月12日に無事引越し、それから段ボールの片づけやら家具の新規購入やら忙しい毎日。
そして、先日ようやくネット環境も整い、本日1カ月ぶりにブログを更新することになりました。
新居での最初のネタは、これまで憧れてはいたものの、予算の関係から納車を控えているうちに市場から姿を消しつつあったヨーロッパのピギーバック貨車です。
2010年モデルでFleischmannから多数発売され、2011年にも新たなものが発売され、欲しくて欲しくてたまらなかったのですが、この手の貨車は単体で所有していても全く意味のないタイプですから、手を出すとしたら、ある程度まとまった数が必要になります。
まとまった数が必要ということは、まとまった資金が必要であり、手軽に手を出すことができずにいたわけです。
そんなこんなで、他の車輌を物色しているうちに、2010年モデルが市場から姿を消し、残りわずかの2011年モデルだけが入手可能という残念な状況に陥っており、再び充実した数量が市場に出るまで待つしかない状態となっていました。
ところが先日、某オークションにて2010年モデル6輌がお手頃価格で出品されたことを察知し、すかさず入札、競合もなくあっさり納車となった運びです。
前置きがとても長くなってしまいましたが、こちらの動画でどんな貨車なのかをご覧ください。
トラックをそのまま貨車に積載してしまうという物流マニアにはたまらない貨物列車です。
機関車のすぐ後ろに連結されている客車は、トラックの運転手が乗る客車。
日本でかつて運行されていたこの手の貨車は、トラックのみの運搬でトラック運転手は出発地と目的地では別の人でした。
しかし、こちらの貨車は運転手も一緒に移動してしまい、なんとなく無駄がありそうな…。
これは私の推測ですが、環境先進国が多いヨーロッパのことですから、スイスアルプスは排ガス規制が厳しいエリアで、このスイスアルプスを越えていくためには、大型トラックはこのような形を取らざるを得ないのだと思います。(あくまで私の想像です)
そんな訳で、こうした魅力的な貨物列車が今も運行されているのだと思います。
それでは、モデルの紹介。
こちらが現在我が家の配備された編成です。
客車はKATO製の「HUPAC」。これは物流会社の名称です。
車体が全体的に白いせいか、たのヨーロッパ製客車より車高が高い気がします。
塗装はまずまずですね。
しかし、成形になんとなくシャープさが足りないと言った印象を受けます。
続いて
と
と
が2輌
と
の6輌が2010年モデルです。
続きまして
と
が2011年モデル。
2010年モデル入手にともない、銀座で捕獲してきました。
それにしても、2010年モデルと比較してトラクターが安っぽいのはなんででしょうか…?
そのうちディテールを塗装で再現しなくてはいけない感じですね。
それから
こちらは2011年モデルのトレーラーなしバージョン。
動画で見ていただいたとおり、常に満員御礼という訳ではないようですので、こうして空席も再現してみました。
ひっくり返して台車を見ると、小さな車輪がたくさんあります。
大型トレーラーが編成最後部から自走しながら貨車に載るので、低床を実現しなければいけません。
そこで、小さな車輪8軸の台車を装備したようです。
この台車、リレーラーなしで線路に乗せるのが難しいです。
カプラーも低床を実現するため、低い位置にあり、モデルもアーノルドカプラーではなく、専用カプラーが設置されています。
最後は編成の後ろから。
全部で10輌の貨車と1輌の客車で構成することができました。
これだけあれば十分見ごたえのある編成ですが、機会があればまた増やしてみたいと思っています。
Danke schön. Tschüß!!
2012-08-02 01:36
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コメント(15)
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アルマさん、masato-merklinさん、モボさん、よしくんさん、Niceありがとうございます。
by Gut (2012-08-02 23:04)
そうなんですか~でも、運転手さんは車には乗っていないで 客室ですよね そう言えば Gut さんのも我が家に数量あります まだ手をつけていないのですが そのうちシール処理したりして 走らせてみたいです 山線開通式には是非先頭を切って試運転なんて・・・・・・(^^;
by トータン (2012-08-03 12:48)
コレクション拝見!
客車は確かにシャープさがないですね。特に屋根の換気口とか。金属製のパーツがあればディテールアップできそうですね。ところで、これKATO製なんですか。KATOって「関水金属」でしたよね(私はその頃、Nゲージファンでした)。もう少しシャープな作品を作れるメーカーだと思っていましたが。それにしても欧州の鉄道模型も作っているんですね。あ、そういえばホビーメッセでKATO製のTGVなんかを見た覚えがあります。思い出しました。
アルプス越えトラックの鉄道輸送は、環境問題もさることながら、トンネルの安全上の理由、道路輸送力の限界もあるようですよ。以前、トンネルで大きな火災事故がありましたね。今はどうだったか忘れましたが、二車線(片側一車線)のトンネルもありました。運転手がちょっとふらついて対抗車と衝突すると大事故に繋がります。
by Berliner (2012-08-04 19:46)
お邪魔します~。
このトラック積載貨物が連なった姿は迫力ですよね。
牽くならやっぱり新型機関車が似合いますね。
by senichi (2012-08-04 22:38)
lucky_k.kさん、ジュンパパさん、Niceありがとうございます。
by Gut (2012-08-05 00:56)
トータンさん、コメントありがとうございます。
さしあげたピギーバックは子供の頃に憧れた貨車の一つでした。あれとコンテナを超編成にしてEF64あたりで走らせてみたかったんです。
あのころはお金がなくてトミックスのカタログを見ながら夢をみていたんです。
by Gut (2012-08-05 01:00)
Berlinerさん、コメントありがとうございます。
そうです。KATOは関水金属のことです。
ヨーロッパ型やアメリカ型も生産しているんですよ。ヨーロッパ型は成形をKATOでやって、塗装をドイツでやっていると聞いたことがあります。
SBBやDB、OBBの客車とTGVなど高速列車、最近はDBのET425なんかも生産しています。
トラック輸送はトンネルのスペックの問題もあるんですね。確かに古いトンネルだと聞いています。しかし、もうすぐ新しいトンネルが開通するんですよね?そしたらこの貨物列車もなくなってしまうのかな?
残念な流れです…。
by Gut (2012-08-05 01:10)
senichiさん、コメントありがとうございます。
この貨物列車を始めて見たときから憧れていました。
ようやく手に入れることができて嬉しいかぎりです。
by Gut (2012-08-05 01:13)
まるたろうさん、takechanさん、くらいふさん、contaさん、フジモトさん、プントさん、Niceありがとうございます。
by Gut (2012-08-06 06:29)
Gutさんこんにちは。
ピギーパック貨車かっこいいですね。
実は自分も大好きで、今のところ貨車を5両持っています。
4軸ボギーの独特のジョイント音もいいですよね。
まとまった数を購入するのはなかなか難しいですが、なんとか16両編成くらいにしたいな、と思っています。
by Re620cargo (2012-08-06 11:50)
soneさん、リキマルコさん、あおたけさん、nikiさん、Niceありがとうございます。
by Gut (2012-08-07 06:52)
Re620cargoさん、コメントありがとうございます。
16輌編成だとかなり見応えのある列車になりそうですね。
うちも最終的にはそれぐらいの長さにしたいなぁ。
by Gut (2012-08-07 07:03)
ドラもんさん、enpokoさん、Niceありがとうございます。
by Gut (2012-08-08 20:10)
燕っ子さん、JR浜松さん、Niceありがとうございます。
by Gut (2012-08-13 00:16)
RoLaかっこいいですね!
有名な割にあまり知られていないこの車輌、調べてみたんですが、案外まとまった資料はありませんでした。
ただDB車は1981年から200輌が作られたようです。
したがって、写真資料ではもう引退して職用車みたいな使われ方をしているのが、散見できました。
うちにも管理人さんと同じく、客車(DB)と貨車が10輌あります。(HO)
FLMのこの車輌は連結器が特殊なんですね。
開放が非常にしにくくて壊れてしまいそうなので、日本型Nの連結器を加工して取り付けました。
あと、Nに比べるとHOは何か短い気がしたんですが、調べた限りではNもHOも正確なスケールのようです。
でも、フルトレーラーを搭載すると、ほんとぎりぎりですよね。
管理人さんはEP6の新型機関車をお持ちなので、似合いますね。
私のところはDBAG車なのですが、なぜか同時に発注したバッファー車はDBでした。
FLMは品番が同じで標記が違うんですよ。参りました。
ところで、機関車は151赤なんかに牽かせています。
by DB103 (2012-09-09 22:41)