コイル貨車~4 [貨車]
Guten tag.
コイル貨車ネタが続きます。
記事の内容に変化をつけるべきなのでしょうが、どうしても同じ種類の車輌が続いてしまうんです。
自分の中でちょっとしたブームがあったりで、記事に限らず捕獲の対象も時期によって偏ったりしています。
そう、今は貨車強化の時期なんです。
では、4つ目となるコイル貨車を紹介します。
Fleischmann製の2輌セット、コイル貨車としては最新のものになると思います。
形式はShimmns-ttuと書いてあり、基本的には前回紹介したものと同形式。
貨車自体の構造はまったく同じになっているのですが、見てのとおり上物が違います。
前回のShimmns-uは金属製の三段スライドフードで積荷を保護しているのに対して、今回のShimmns-ttuは幌で積荷を保護するタイプです。
欧州の貨物列車事情は、日本のそれよりはるかに盛んではありますが、やはり自動車輸送に押されぎみであることに変わりはありません。
鉄道各社はいかに無駄を省き、コストパフォーマンスができるかが勝負となります。
そこで、貨物列車1編成の輸送力増強のため、高出力機関車の導入と合わせて貨車にも改良が施され、例えばコンテナ車は連接車にすることで、運用可能な全長をそのままにコンテナ積載個数を増やしています。
そしてコイル貨車の場合、問題となるのは長さよりも重量ですから、積荷のカバーを金属から布に変えることで総重量低減を実現し、より多くの貨車を連結することが出来るようにしたようです。
「金属から布」と言うのは、一見すると退化した様ですが、積荷を雨風から守り、かつ、貨物輸送という過酷な環境に長時間耐えることのできる繊維の開発で実現したもので、むしろ躍進と言え、最近はこの「布」を使った貨車が増えてきている気がします。
こちらは「Railion」バージョン。
でもって、「DB SCHENKER」です。
小さいながらずっしりとした雰囲気が、重量貨物積載車であることを匂わせており、私の心の奥のマニアっ気たっぷりな部分を刺激します(笑)
比較のためにこちらも再度アップします。
ね、同じでしょ?
そしてディテールへ。
表示のプリントはくっきり、はっきりで文句なし。
秀逸なのは、幌の凹凸部のプリントもしっかり再現されているところです。
幌のしわや表面の質感など実に繊細で、このこだわりと技術がヨーロッパ鉄道模型の真髄です。
これでコイル貨車シリーズは終了となりますが、再び新たなコイル貨車を捕獲することが出来たらパート5として紹介いたします。
出来ればShimmns-uのSBBバージョンを捕獲したい!
最後に
「Shimmns-ttu」×2、「Sahimms」×1、「Shimmns-u」×2の編成です。
その後ろに見える白い貨車は…(ニヤリ)。
ピアノの上で撮影していたら、「きづつくからやめて」と妻に怒られました(汗)
すいません…。
Danke schön. Tschüß!
コイル貨車ネタが続きます。
記事の内容に変化をつけるべきなのでしょうが、どうしても同じ種類の車輌が続いてしまうんです。
自分の中でちょっとしたブームがあったりで、記事に限らず捕獲の対象も時期によって偏ったりしています。
そう、今は貨車強化の時期なんです。
では、4つ目となるコイル貨車を紹介します。
Fleischmann製の2輌セット、コイル貨車としては最新のものになると思います。
形式はShimmns-ttuと書いてあり、基本的には前回紹介したものと同形式。
貨車自体の構造はまったく同じになっているのですが、見てのとおり上物が違います。
前回のShimmns-uは金属製の三段スライドフードで積荷を保護しているのに対して、今回のShimmns-ttuは幌で積荷を保護するタイプです。
欧州の貨物列車事情は、日本のそれよりはるかに盛んではありますが、やはり自動車輸送に押されぎみであることに変わりはありません。
鉄道各社はいかに無駄を省き、コストパフォーマンスができるかが勝負となります。
そこで、貨物列車1編成の輸送力増強のため、高出力機関車の導入と合わせて貨車にも改良が施され、例えばコンテナ車は連接車にすることで、運用可能な全長をそのままにコンテナ積載個数を増やしています。
そしてコイル貨車の場合、問題となるのは長さよりも重量ですから、積荷のカバーを金属から布に変えることで総重量低減を実現し、より多くの貨車を連結することが出来るようにしたようです。
「金属から布」と言うのは、一見すると退化した様ですが、積荷を雨風から守り、かつ、貨物輸送という過酷な環境に長時間耐えることのできる繊維の開発で実現したもので、むしろ躍進と言え、最近はこの「布」を使った貨車が増えてきている気がします。
こちらは「Railion」バージョン。
でもって、「DB SCHENKER」です。
小さいながらずっしりとした雰囲気が、重量貨物積載車であることを匂わせており、私の心の奥のマニアっ気たっぷりな部分を刺激します(笑)
比較のためにこちらも再度アップします。
ね、同じでしょ?
そしてディテールへ。
表示のプリントはくっきり、はっきりで文句なし。
秀逸なのは、幌の凹凸部のプリントもしっかり再現されているところです。
幌のしわや表面の質感など実に繊細で、このこだわりと技術がヨーロッパ鉄道模型の真髄です。
これでコイル貨車シリーズは終了となりますが、再び新たなコイル貨車を捕獲することが出来たらパート5として紹介いたします。
出来ればShimmns-uのSBBバージョンを捕獲したい!
最後に
「Shimmns-ttu」×2、「Sahimms」×1、「Shimmns-u」×2の編成です。
その後ろに見える白い貨車は…(ニヤリ)。
ピアノの上で撮影していたら、「きづつくからやめて」と妻に怒られました(汗)
すいません…。
Danke schön. Tschüß!
2012-10-11 03:01
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コメント(9)
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幌の質感素晴らしいですね~ こんな表現はやはりヨーロッパなのでしょうね~ 日本物では質感のあるものは無いような気がしますが 今日は一瞬目を疑いました で、2度見してしまいました(^^;
by トータン (2012-10-11 12:46)
ジュンパパさん、アルマさん、Niceありがとうございます。
by Gut (2012-10-11 23:28)
トータンさん、ありがとうございます。
素晴らしい出来栄えでしょ?
確かに日本製のモデルは質感という点では、今ひとつな感じがします。おそらく金型と塗装の技術が違うのでしょうね。
わが家にもKATO製のヨーロッパ車輌がいくつかありますが、プラスチック感が出てしまっているのと、造形にシャープさが足りない感じなんです。
価格の違いはそんなところからくるのかもしれませんね。
by Gut (2012-10-11 23:34)
モボさん、よしくんさん、Niceありがとうございます。
by Gut (2012-10-11 23:35)
schnitzerさん、JR浜松さん、プントさんNiceありがとうございます。
by Gut (2012-10-14 00:15)
Gut さん
訪問&nice!有り難う御座いました。
by ミスター仙台 (2012-10-17 22:04)
フジトモさん、サットンさん、Akiraさん、nikiさん、yamさん、とらさんさん、Chleirtoさん、あおたけさん、Niceありがとうございます。
by Gut (2012-10-20 23:09)
ミスター仙台さん、こちらこそありがとうございます。
by Gut (2012-10-20 23:10)
マチャさん、ドラもんさん、Niceありがとうございました。
by Gut (2012-10-22 21:37)