レイアウトプラン [レイアウト]
Guten morgen.
屋根裏部屋に大型レイアウトを作ろうと企んでから、もう8年近くなる。
試しに中型レイアウトを作って、色々な構想を練って、多くの先輩方を参考にして、たどり着いた私の結論は、
「Simple is Best」
という当たり前なもの。
そんな簡単な結論出すのに何年かけてんだ!
と怒られそうだけど、何かを作り出すとはそんなもんだと思ってる。
たかが趣味の話しで大袈裟か?
レイアウトを作ろうと思ったことのある人は、多かれ少なかれ、みんな経験してること、それは、とにかく最初は夢だけが膨らむ、そして、必ず挫折する(笑)
時間の問題、お金の問題、家庭の問題、スペースの問題、技術の問題、知識の問題、情熱の問題、越えなくちゃいけないハードルはいくらでもあるし、越えることのできないハードルだってある。
そうした問題を解決しながら、趣味として長く楽しみ続けるためには、シンプルを基本とすることが一番の近道だと悟った感じ。
かなりアナログになっちゃったけど、これが私の答え。
1/10の縮尺で描きました。
見にくい?(笑)
シンプルじゃない?(笑)
プランの細部は今後も改良を加えていく予定ですが、ベースはこれで決まり。
黒がアルペンルート
赤がメインルート
オレンジがローカルルート
図面の
右下が市街地
上が山岳地帯
左下が平原地帯
情景を重視したいので、線路の半分近くはトンネルの中です。
そんな訳で、線路の磨きなど、メンテナンスのことを考え、オープントップ工法を採用します。
屋根裏という環境から、高さ制限がかなりあり、1番高いところでも1,800mm、左右の端は600mm程度、梁の出ている部分では500mmを切ります。
レイアウト下に潜ってメンテナンスや配線作業をするため、レイアウトは当然テーブル状になり、もっとも低いところは中央駅部分で床から450mmを予定。(メタボになったら作業不能)
さて、長いこと語ってしまいましたが、とりあえず起点となる中央駅の線路配置を詰めるため、こんな作業をしました。
KATO6番ポイントとクロスレールの型取りで線路の敷設試験。
ポイントとクロスレール以外はフレキシブルレールを使います。
上に行くと駅で(ちょっと型が足りてません)、下に行くとそれぞれのコース。
左側2線がアルペンルート、右側2線がメインルート、金尺の右側にあるのがローカルルートとなります。
アルペンルートから左に抜けていく線は貨物列車用の通過線です。
図面では駅の下側部分に該当しますが、分岐や渡り線が多いので思いのほか距離が必要になり、ホーム長確保のため、すでに改良を施しています。
こちらは駅の反対側、図面では上側です。
金尺部分に貨物線が追加されます。
ちなみに、どちらもダブルスリップポイントは使わず、ただのクロスレールです。
どこがシンプルなんだ?と言われそうですが、ここは仕方がない部分。
だって、ヨーロッパの中央駅へのアプローチってこんなですから。
これに比べたらシンプルでしょ?
今回の敷設試験の結果、中央駅部分の路盤の大きさ、位置がだいたいわかったので、土台の精密設計に移行できます。
Danke schön. Tschüß!
2016-05-08 07:41
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コメント(6)
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仕上がりが楽しみなレイアウトですね。。。私もいずれは!と心に秘めているのですが、小学生と幼稚園児の子供たちのスペースに押され、車両をストックする場所を確保するので精一杯、、、。Gutさんのブログを楽しみにしてます。
by Enoki (2016-05-09 09:00)
壮大なプランですね!見ているだけでワクワクします。
by HAL (2016-05-09 19:11)
ネオ・アッキーさん、トータンさん、niceありがとうございます。
by Gut (2016-05-10 06:45)
Enokiさん、コメントありがとうございます。
私も子供が産まれてからは自由がきかない日々です。
自宅ではなく実家にレイアウトスペースを確保できているのは、多少不便でもありがたいことなのかもしれませんね。
Enokiさんが夢を実現できることを祈ってます。
by Gut (2016-05-10 06:51)
HALさん、nice、コメントありがとうございます。
レイアウトサイズが大きすぎてプラン確定までずいぶん時間がかかってしまいましたし、今も細部の詰めが全く追いつきません。
まだまだ改良の余地がありますので、今後の展開に期待してくださいね。
と、ハードルを上げて自分にプレッシャーを(笑)
by Gut (2016-05-10 06:56)
ぼんぼちぼちぼちさん、enpokoさん、あおたけさん、kiyokiyoさん、niceありがとうございます。
by Gut (2016-05-12 18:57)