Solis Viaduct(ソリス橋)を作る その1 [ストラクチャー]
こんばんは。
前回記事の冒頭で、ここを作らないとレイアウト製作が進まないと言って紹介したレーティッシュ鉄道のソリス橋。
ちょっと気合を入れてフルスクラッチします。
ソリス橋はこれね。
これを設置するのがここね。
さて、まずはウチのレイアウトサイズに合わせたデザイン画を描きました。
メインのアーチ橋の両サイドにもアーチ橋があって、それぞれ橋脚で繋がっています。
橋のベースはスタイロフォーム。
ホームセンターで約200円。
模型屋さんだと確か600円ぐらいした。
何が違うのか見た目では分からなかった(笑)
こいつを切るための新兵器を導入です。
これ。
こんな風にマスキングテープでステンレス定規を上下に固定して切りますが、切ってるところは手がもう一本ないと撮影できませんでした。
それにしても、マスキングテープだと剥がれやすくて大変でした。
そこで、両面テープに変更。
ステンレス定規をガイドにスチロールカッターの針金を滑らせて綺麗にカット。
両面テープはガッチリ固定できたけど、剥がすとスタイロフォームがやや剥がれる。
まぁ、これぐらいは許容範囲です。
続いてデザイン画を白ボール(厚紙)に貼り付けてカットします。
今度はこれをガイドにスタイロフォームをカットしていきます。
この部分はあらかじめ穴を開けてから針金を通してくり抜きます。
綺麗にカットできたようです。
これを路盤の幅に合わせて更にカットします。
厚紙ガイドを全体に貼り付けたところ。
ちょっとミスったけど、表面はスチレンボードを貼るので気にしません。
そのスチレンボードをさっきの厚紙を再利用して切り出しました。
ガイドの厚紙を片側だけにしたらやや雑な仕上がりになってしまいました。
その辺は最後の仕上げで補正することにします。
お次は右側のアーチをくり抜く厚紙ガイドの切り出しです。
この辺りからコツを掴んできています。
と思ったら、ガイドが細すぎで左下の足がえぐれてしまいました(汗)
この部分はおそらく地面の下なので問題なしとしましょう。
ここまで切り出したパーツを繋げると、こんな状態になります。
どうでしょう?
イメージ湧いてきましたか?
ここから橋脚部のスチレンボードを切り出したていきます。
橋本体のスチレンボードは3mm厚、橋脚は5mm厚にしました。
これが完成形です。
アルファードを置いてみたら、CMの1シーンみたくなりました(笑)
これから化粧板のスチレンボードに石積みの表現を施していきます。
ではまた!
2018-07-23 00:04
nice!(14)
コメント(15)
ソリス橋の見上げやアルファードの写真のアングル良いですね!
ほんとCMのワンシーンになりそうです。
こちらもラントヴァッサー橋と同じ100年ちょっと前のものなんですね。
古い石積みが大変美しい橋ですね。楽しみです!
by Nardi(The Nameless City) (2018-07-23 01:38)
沢山の海外製ストラクチャーを組んできたGutさんだからこそスムーズに出来るんでしょうね!
模型屋さんで売られているのは密度の高いものです。丈夫です。
期待しております!
by JR浜松 (2018-07-23 06:56)
おはようございます。
スチロールカッター導入ですね。
上手くガイドに沿って切れてます。
直接書いてあるものを、目線だけでは絶対に上手く切れませんけど、このようにガイドで沿えば思ったラインでは切れますね。
ただ細い部分の端は、このように薄く私もなりました。
ガイドが抜けるのと、テンションをかけ過ぎなんでしょうね(笑)
下からのアーチが綺麗ですねぇ~(^^)/
これはもしキットがあろうが、キット以上ですよ!
by がおう☆ (2018-07-23 10:08)
素晴らしいものが出来ますね お得意のスチレンボードの石積み表現は楽しみです 下から見上げたシーンはもう既に壮観です
by トータン (2018-07-23 18:09)
Nardiさん、コメントありがとうございます。
100年以上前の石積みの橋なんて地震大国の日本ではあり得ないですよね。
ソリス橋はランドヴァッサー橋に並ぶ名所ですが、わが家のレイアウトではこの橋の奥にビーチ谷鉄橋、さらに奥にランドヴァッサー橋が文字通り並ぶことになり名所のてんこ盛り状態です。
やり過ぎとは思いますが、他に適当な場所が見当たらず三重橋となりました。
by Gut (2018-07-23 18:54)
JR浜松さん、nice、コメントありがとうございます。
なるほど、密度が高いんですね。
勉強になります。
ストラクチャーは散々組んできましたが、所詮はキットなのでフルスクラッチとは勝手が違います。むしろキットを知っていることで細部の再現が気になって仕方ありません。
知らなきゃスルーできるのに(笑)
by Gut (2018-07-23 19:00)
がおう☆さん、コメントありがとうございます。
キット以上のものになるかどうかはここからが勝負になります。
見掛け倒しにならないよう頑張ります!
スチロールカッターは他にも色々な種類があるようなので、一通り揃えられたら表現の幅が広がりそうです。
by Gut (2018-07-23 19:03)
SORIさん、kiyokiyoさん、タッチおじさんさん、ありささん、TYPESさん、niceありがとうございます。
by Gut (2018-07-23 19:04)
トータンさん、nice、コメントありがとうございます。
渓谷にかかる橋はやっぱり下から見上げると迫力がありますよね。
スチレンボードの白さとスタイロフォームの青さがまるで氷で出来た橋みたいに見えてきました。
アナと雪の女王に出てくる感じ(笑)
by Gut (2018-07-23 19:52)
ジュンパパさん、あおたけさん、niceありがとうございます。
by Gut (2018-07-25 11:36)
おー、すばらしい
これはHOサイズでも流用できますね。
by masato-marklin (2018-07-25 20:59)
masato-marklinさん、nice、コメントありがとうございます。
ここから仕上げの作業をやっていきますが、それがうまくいけば、お言葉のとおり素晴らしいものになると思います。
気を抜かずに頑張ります。
橋の幅員は48mmほどなので、HOだとやや物足りないかもしれません。
by Gut (2018-07-26 07:01)
ネオ・アッキーさん、niceありがとうございます。
by Gut (2018-07-26 07:01)
素晴らしいアイデアですね。完成形も見事です。
ところで、スチレンボードの塗装ってどうやって? 続きが楽しみです。
by 東濃鉄道 (2018-07-27 22:05)
東濃鉄道さん、コメントありがとうございます。
これは私のアイディアではなく、いろんな人のアイディアを真似て作っています。
スチレンボードの塗装は表面にあるものを塗ってから行います。
種明かしは今後の展開で(笑)
by Gut (2018-07-29 15:54)