7周ループ着工 [レイアウト]

こんばんは。
土曜日は娘の小学校の運動会でした。
日の出前から場所取りで並ぶって聞きますが、娘の小学校ではその様な現象は起きないようです。
場所を取れるのは校庭の端っこだけ。
特等席には自分の子供が出場するときだけ入って、終わったら交代します。
なかなかいいシステムでした。

そして、日曜日はやっぱり屋根裏へ(笑)
まずは架線の設置と補強です。
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先週は手前から2本目の架線を設置したので、今週は1番手前の架線を設置しました。
これでループ線設置前の架線は全て完了です。

その前に
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ここにも架線補強を実施しました。
もしかしたら、ここはループ線ができたら手が届かなくなるかもしれない、当レイアウトの弱点かもしれませんので…。
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架線柱を追加して、架線をハンダ付け。
架線柱の固定は木工ボンドとしました。

ここで、◯イソーに注文しておいた激安バラストを引取りにいきます。
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全部で33本。
重さにすると13.2kgになります。
足りるといいなぁ。

ついでにこんな物も購入。
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草原です。
これも1枚108円です。
◯イソーは宝の山ですね。

では、本日の本題へ。
7周ループに取り掛かりたいと思います。
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ループ路盤用の柱を切り出しました。
この柱の罫書きがメイン。
ミリ単位で正確に書かないとループが成立しません。
切り出しはドリルとジグソーを使うのであっという間。

今週はここで制限時間です。
最後の柱も罫書きが終わってるので、今週末は切り出しの続きからですね。

ではまた!

バラスト着色実験 [レイアウト]

おはようございます。
前回の記事で低価格バラストの着色を紹介しましたが、がおう☆さんからアイディアを頂きましたので、さっそくトライしてみました。

今まではまずバラストに着色してから線路に敷くというやり方。
今度は無着色のバラストを敷き、着色したボンド水で固着させるやり方です。

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手元にフレキシブルレールがないので、バラストだけを敷きました。
線路に敷くときよりちょっと厚め。

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着色済ボンド水を準備。
薄めた塗料にバラスト入れて乾燥させるやり方だと、しっかり着色できましたが、固着後に薄めた塗料を垂らすだけだと色の定着がよくなかったので、塗料を多めにしています。
ボンド水と塗料の比率は2:1程度です。
ちなみに塗料は水性ホビーカラー。
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軍艦色(1)という色です。
前回試した水性ホビーカラーは明灰白色(2)でしたが、ちょっと色のイメージが違ったので変更です。

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塗料の定着を狙い、多めに着色ボンド水を滴下しました。
乾くまで我慢です。

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一晩経過しました。
しっかり色が着いています。

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アップで見ると少々汚い。
テカリが出てしまいました。
ボンドが多かったかな?実はボンド水を作るときボンドが多めになってしまったのです。

でも実験は成功と言えるでしょう。
ボンドと水、ボンド水と塗料の配合は今後も課題ですが、黄金比にたどり着くのは時間の問題です。

がおう☆さん、これならいけそうです!

ただ、このやり方は注意点が一つあります。
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これは前回試したバラスト固着後に着色したもの。
枕木に塗料が着いてしまっています。
うまく枕木を避けて着色ボンド水を滴下しなければならない。
線路間への滴下を避けて、両脇から浸透させる方法を取るしかないでしょう。
もしくは、スポイトではなく、注射器でピンポイント滴下ですかね。

ではまた!

バラストみつけました [レイアウト]

おはようございます。
珍しく平日の夜に作業をしています。
と言うのも、ブログで仲良くさせていただいているJR浜松さんやそのお仲間と先日お会いしたのです。
楽しい時間をすごし、やる気が充填された感じ。
皆さま、ありがとうございます。

で、バラストの話に。

バラストはKATO、TOMIXをはじめ、多くの会社が販売しています。
もちろん入手しやすいのはKATOとTOMIX。
ところがKATOのバラストは粒が小さいというメリットの一方、石の角が丸く削れていてバラストというより砂に見えます。しかも、軽石のような素材なので、ボンド水を垂らして固着するとき形が崩れます。
TOMIXのバラストはエッジが効いている一方、粒がデカいし、色のバリエーションがいまいち。
どの会社のバラストを採用すべきか、色、形状、価格、供給量などからリサーチした結果、妥協点はあるもののモーリンにしようかなと思っていました。
価格は少々高めですが、バラスト作業まではまだまだ時間があるので、少しずつ買っていこうという作戦。
それでも結構な出費に違いはありません。

なんとかなんないかなぁと思っていた矢先、◯イソーでこんなものを見つけてしまいました。
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これ、インテリア用品の砂利です。
ほかに水色、ピンク、黄色、緑があります。
使い方は何となく想像できますが、そんなもんに興味はありません。
粒の大きさ→合格点!
エッジ→合格点!
あとは色です。
こいつを簡単に染められたら、使えるかもしれません。

さっそくサンプルを作ります。
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いつも使っているエナメル塗料を溶剤で希釈。
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乾燥後、ダマにならないよう濃度は薄め。
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ザーッと砂利を流して
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爪楊枝で撹拌しながら乾燥させます。
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できあがりー!

KATOバラストと比較。
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左が◯イソーで右がKATOの細目。
粒のサイズは同じです。
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これ、KATOバラストのアップ。
角がないでしょ?
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これ、◯イソーのアップ。
エッジが効いてバラストっぽいでしょ?

こいつは採用かな?
いや、まだだ。

エナメル塗料を使った着色には大量の溶剤が必要。
溶剤は1本8〜900円だった気が。
わが家のレイアウトに必要な量のバラストを全て着色するには最低でも10本、いや20本必要かも。
もったいない。

では、これなら?
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買ってきました。
こいつは水で薄めることができるアクリル塗料。
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果たして、着色できるか?
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できました。
左が水性ホビーカラー、右がエナメル塗料。
色が薄いのは元々の色のせいです。
しっかり着色できました。

では、バラストとして固着できるか?
ボンド水を滴下して形が崩れず、うまく馴染むかをテスト。
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サンプル用の線路です。
ここにバラストを撒きます。
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左が着色なし、真ん中が水性ホビーカラー、右がエナメル塗料。
うまく固着できました。

このあと、着色なしに後から着色ができるか実験。
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左半分が水性ホビーカラー、右半分がエナメル塗料。
結果はいまいちでした。
塗料を染み込ませると予想どおりボンドが溶けてバラストが剥がれます。
色も薄め。
やはり、最初に着色しないとダメなようです。

以上の実験結果から、バラストとしてのスペックを評価しました。
サイズ→合格点
形状→合格点
色→合格点(任意に着色可)
価格→満点!
供給量→やや不安定
てなことで、再び◯イソーに行って在庫を買占め(笑)
全部で12本追加。
さらに20本を発注。

着色作業はそれほど手間はかかりませんので、絶対にお勧めです。
◯イソーでも店舗によっては取扱いがないので、あらかじめ確認しておくか、発注するのがいいでしょう。

ではまた!

架線強化 [レイアウト]

おはようございます。
もう夏ですね。
わが家の屋根裏もそろそろ居心地が悪くなってきました。
ただでさえ暑いのに、照明が暑さに拍車をかけます。
汗が吹き出る。

先日はループ線の路盤を脱着式にする予定外の作業。今回も当初の予定になかった架線強化作業です。
実際に作ってみると、やはり図面だけでは見えてこない部分や対策を施した方がいい部分が顕在化してきます。
これらの問題をできる限り解決しながら前へ進みたいと思っています。

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今回はこれ。
パンタに注目して下さい。
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架線の真ん中にくると、こうしてビヨーンとなります。
いまは調整されているので、パンタは架線を捉えていますが、経年でズレが発生するとおそらく外れます。

これを補強してみます。
単に架線柱を増やすと線路のメンテナンスに支障が出るので、ちょっと変なやり方をします。
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どうでしょう?
なんか、無様な姿になりました。
でも、架線柱を増さずに補強するにはこれしかありません。たぶん。
最初から架線と吊架線というスタイルにしておけばよかったかも(汗)

いまさらしょうがない。
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こうして架線と補強線の接点をハンダ付け。
このハンダ付けはかなり難しかった。
やけど覚悟で線を摘んで固定し、ジュッ、ジュー、熱っ!みたいな。
汗もダラダラ流れます。
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まるで吊橋のようになりました。
これじゃあ、かえって邪魔に見えますが、ここは手の届かない場所になるため、たぶん影響はないでしょう。

お隣にも同じことをしてやりました。
やけど覚悟を4回です。

その甲斐あって
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Before
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After

みごと、ではないかもしれませんが、みごと解決。

続いて、こんなものを作ります。
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パーツを固定。
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小さなパーツも固定。
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ハンダ付け。

これは架線クリップです。
先日、脱着式路盤に改造したので、路盤の下に取り付ける予定の架線も脱着式にしなければいけません。

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まずはループ線までのアプローチ部分の架線をクリップ奥に設置します。
これは脱着式でないので、奥でハンダ付け。

この先に設置する架線が脱着式になるので、クリップ手前にグイッと押し込むとできあがり。

ご飯ですよー

はい、今日はここまで。

ではまた!

リスクマネジメント [レイアウト]

こんばんは。
先週作ったループの路盤。
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この路盤の奥にもう一つの線路があるけど、
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手がはいらない。
しかも、ループが完成するとこんな目線。
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奥の線路は見えない。

もう1か所も
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こんな状態。

これじゃ何かあったときやメンテナンスのときに困ってしまいます。

せめて、こんな状態なら
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手も入る。

そこで、路盤を取り外し可能にしてみた。

ネジ留めだと大変なので、こいつを購入。
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ネオジム磁石です。
2800ガウスの優れもの。
8個で100円。 
さすが百均!

まずは極性を間違わないように印をつけてみました。
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続いてネオジム磁石を埋め込む作業。
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ルーターで少しずつ穴を拡げていきます。
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木工ボンドを穴に塗って埋め込みます。

ここも穴をあけて
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埋め込みます。
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さらに、路盤が長いと取り外しが難しいので、半分に切断しました。
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カットソーを使えば最小限の幅で切断できます。
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切断途中の溝。
罫書きと同じぐらい細いです。
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続いて路盤にもネオジム磁石を埋め込みました。
青矢の部分は裏側に埋め込み。
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みごと取り外し可能な状態で設置できました。

ネオジム磁石って凄い磁力です。
例えば
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ハンドパワーです!
古い?(笑)
こんなに磁力が強くて走行に影響が出るのでは?と思い、こんな実験をしました。
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わかりますか?
パンタがネオジム磁石のある左側に引き寄せられています。
まぁ、架線を設置すればパンタの位置はもっと下になるので大丈夫でしょう。
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てなことで、ループ路盤の2つを取り外しができる仕様に改造しました。

もちろん線路も分割できるように敷設しなければいけないのですが、それはまた後で。

レイアウトはメンテナンスが全てと言っても過言ではありません。
何かあったときの備えは、プライベートでも仕事でも大切なこと。
見て見ぬ振りをしていると、後でとんでもないことになります。
特にわが家のレイアウトでは架線を設置するので、手が届かず架線のメンテナンスができなくなると命取りです。

つまりリスクマネジメントが大事ってこと。

次は架線をもっと頑丈にする仕組みを取り入れたいと思います。

ではまた!

再び大工 [レイアウト]

こんばんは。
楽しみにしていたGWもあっという間に終わってしまいました。
今年も恒例の奥多摩へ。
新緑と青い空がたまりませんでした。

子供が寝た後、奥多摩の夜は静けさに包まれます。
そこで、作業開始!
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ボール紙から路盤の型を切り出し、さらに
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線路の罫書き用の溝も作りました。

自宅に戻り、こいつを使ってベニヤに書き込み。
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こんな風にマスキングテープで固定して、罫書きをしていきます。
この路盤はループ部分ですから、同じ形がたくさんあるので型紙を利用した方が合理的。
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かなり見にくいですが、罫書き完了。

こいつをせっせと切り出します。
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じゃじゃーん!
ループの場所によって、若干のカスタマイズを施しています。
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さらに、型紙と路盤を裏返して
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重ねて
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裏にも罫書き。
なんで裏にも?と思いますよね。
答えは来週かな?

そして、切り出した路盤をループ専用の柱に設置していきます。
IMG_7182.JPG
わーぉ!
すごいことになってきました。
ここのループは7周して420mmの標高を稼ぎます。
今回はまだ固定せず、うまく設置できるかを確認中です。
IMG_7183.JPG
なかなかいいですよ。
IMG_7185.JPG
下からも覗き込んで、充実感を味わいます。

我ながら、すごいと思う出来栄えです。

まだまだ路盤を切り出さなくてはいけませんので、残りわずかな時間を使って、次の罫書きをやってしまいます。
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またしても見づらい…。
来週はこれを切り出さねば!

ではまた!


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