難所へ [レイアウト]
おはようございます。
せっかくの3連休だったのに家族サービスに時間を使い屋根裏作業はいまいちはかどりませんでした。
しかし、趣味に夢中になれるのも家族がいるから。
大した進展もないので今週は記事を書かないつもりでしたが、製作記だからやっぱり書くことにしました。
現在とりかかっているのはループ線周辺の線路の延長です。
例えばこの部分。
下はループ線の奥を通っているメインルート。
上は同じくループ線の奥を通るアルペンルートの一部で、ループが往路ならここは復路の関係になります。
どちらも矢印のところで架線が終わっているので、この先のことを考えると今のうちに線路を延長して架線も延長しなくてはいけません。
矢印の方向に路盤を延ばします。
さて、ここからが問題。
路盤を延ばすためには梁を渡さなければいけません。
レイアウトの構造上、ここからは極めて複雑な立体になるため梁の設置に頭を悩ませます。
例えばここ。
水色の部分はメンテナンス用通路としてシーナリーを取り外せるようにします。
そうすると矢印の梁は結構重要。
右は既に設置済みですが、左は今回の作業に必要となり、新規に設置しました。
ところが、丸印のところで鉄橋の土台に抵触します。
薄々気づいていたけど、何となく無視してきた場所がもうトラブルに、、、
設置した梁を途中で切断し、鉄橋の土台をはめ込みました。
手際の悪さにややお疲れぎみ(笑)
上の画像はすでに路盤が設置されていて、順序が違うあたりも手際の悪さを証明しています。
その路盤はこれ。
まずはベニヤを切り出して、長さは現物合わせで調整します。
ちなみに、ここに写っている左側の梁が先ほど説明した切断を強いられた梁です。
路盤をカットして固定。
左下の部分はこのあとさらに短くカットしています。
設置後の切断は余計な力をたくさん必要とするので大変です(汗)
ここからさらなる難所へ突入。
これまで作ってきた部分とは比べものにならないぐらい線路が複雑に交差します。
その路盤を支える梁が命とりになりそうです。
赤い線が最初に必要となる梁です。
黄矢の部分は標高0mmでレーティッシュルートとメインルートが通ります。
紫矢の部分はアルペンルートで標高182mm。
青矢の部分もアルペンルートで標高415mm。
緑矢の部分はレーティッシュルートで標高460mm。
この460mmの建築限界がどの位置になるのかを正確に把握したいと思います。
先日使ったMDFの不要部分を利用して、お手製の定規を作りました。
メモリ付きで折りたたみ式構造の優れもの(笑)
ご覧のとおり、この定規は高さを図るためのもの。
屋根の傾斜が上方向の建築限界を決めるので、本来なら設計図を書く前にこれをやるべきです。
しかし、当時まだまだ認識の甘い私はメジャーを垂らして大体の高さを図りレイアウトコースを図面に落としてしまいました。
それでも余裕を持って書いているので建築限界はクリアしているはず。
しかし、実際に作るとなると正確な測量なしでは前に進めませんし、後からレーティッシュルートを追加して建築限界がギリギリになっているのでなおさらです。
こうして金尺を駆使して数値を出します。
レイアウトの標高460mmは床からは910mmになります。
その上に列車が通るためには最低でも50mm程度のクリアランスが必要。
それがこの位置です。
この位置で横方向の長さは440mmとなりました。
図面で計測すると480mmですからすでにズレています(大汗)
得られた数値を元に梁の図面を描いてみました。
想像を遥かに超える断崖絶壁が生まれそうです。
しかし、成立するようなので一安心。
ここで時間切れ。
今後、この様な図面を1つ1つ測量しながら書き出してから梁を切り出さなければいけません。
時間かかりそうだなぁ、、、
ではまた。