Solis Viaduct(ソリス橋)を作る その2 [ストラクチャー]

こんばんは。
前回の続きでソリス橋を作っていきます。
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基礎ができたので、レイアウトに持って行って設置状況を確認しました。
完成した時のイメージを増幅して今後の製作をより充実したものにします。
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遠景からはこんな感じになります。
トラス橋の奥にはランドヴァサー橋をモデルにしたアーチ橋を製作する予定。

さて、ここから面倒な石積み表現の作業に取りかかります。
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これは橋脚部。
スチレンボードに横線を書きました。
縦の線はフィーリングで書き込むため下書はしません。
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ひと通り下書が終わるとニードルと定規でスチレンボードに溝を掘っていきます。
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こうして光を当てながら溝の間隔を確かめて1本ずつラインを出していきます。
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全てのスチレンボードに溝を掘りました。
これを1日でやるとこうなります。
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いわゆる腱鞘炎(笑)
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スタイロフォームの基礎にスチレンボードを貼り付け路盤を設置したら余分な部分をカットします。
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スチレンボードは路盤と同じ高さに。
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橋脚部分のスチレンボードを貼り付けて形が出来上がりました。
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アーチの内側もちゃんと溝を掘ってあります。
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石積み表現の接写。
いい出来栄えに満足です。
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仕上げに橋の上に歩路とそれを支える梁を取り付けました。

ここから表面のコーティング作業。
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モデリングペーストの登場です。
これは大理石の粉をペーストにしたもので、絵画の盛上げ剤として使われるもの。
こいつを水でシャバシャバに溶いて表面に塗ると、スチレンボードが石のようにざらざらした感じになります。
さらに、コーティングすることで塗料の溶剤でスチレンボードが溶けてしまうのを防ぐ効果もあります。
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コーティングが完了したソリス橋に氷河特急を乗せてみました。
本当は路盤にコルク道床と線路を敷くので列車はこれより5mmほど高い位置になります。
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ズームアップ!
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お決まりの下からアングル!

次回は塗装をしていきますが、スチレンボードの青をしっかり消せるでしょうか。

ではまた!

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Solis Viaduct(ソリス橋)を作る その1 [ストラクチャー]

こんばんは。
前回記事の冒頭で、ここを作らないとレイアウト製作が進まないと言って紹介したレーティッシュ鉄道のソリス橋。
ちょっと気合を入れてフルスクラッチします。
ソリス橋はこれね。
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これを設置するのがここね。
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さて、まずはウチのレイアウトサイズに合わせたデザイン画を描きました。
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メインのアーチ橋の両サイドにもアーチ橋があって、それぞれ橋脚で繋がっています。
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橋のベースはスタイロフォーム。
ホームセンターで約200円。
模型屋さんだと確か600円ぐらいした。
何が違うのか見た目では分からなかった(笑)

こいつを切るための新兵器を導入です。
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これ。
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こんな風にマスキングテープでステンレス定規を上下に固定して切りますが、切ってるところは手がもう一本ないと撮影できませんでした。
それにしても、マスキングテープだと剥がれやすくて大変でした。
そこで、両面テープに変更。
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ステンレス定規をガイドにスチロールカッターの針金を滑らせて綺麗にカット。
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両面テープはガッチリ固定できたけど、剥がすとスタイロフォームがやや剥がれる。
まぁ、これぐらいは許容範囲です。

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続いてデザイン画を白ボール(厚紙)に貼り付けてカットします。
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今度はこれをガイドにスタイロフォームをカットしていきます。
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この部分はあらかじめ穴を開けてから針金を通してくり抜きます。
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綺麗にカットできたようです。
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これを路盤の幅に合わせて更にカットします。
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厚紙ガイドを全体に貼り付けたところ。
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ちょっとミスったけど、表面はスチレンボードを貼るので気にしません。
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そのスチレンボードをさっきの厚紙を再利用して切り出しました。
ガイドの厚紙を片側だけにしたらやや雑な仕上がりになってしまいました。
その辺は最後の仕上げで補正することにします。
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お次は右側のアーチをくり抜く厚紙ガイドの切り出しです。
この辺りからコツを掴んできています。
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と思ったら、ガイドが細すぎで左下の足がえぐれてしまいました(汗)
この部分はおそらく地面の下なので問題なしとしましょう。
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ここまで切り出したパーツを繋げると、こんな状態になります。
どうでしょう?
イメージ湧いてきましたか?

ここから橋脚部のスチレンボードを切り出したていきます。
橋本体のスチレンボードは3mm厚、橋脚は5mm厚にしました。
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これが完成形です。
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アルファードを置いてみたら、CMの1シーンみたくなりました(笑)

これから化粧板のスチレンボードに石積みの表現を施していきます。

ではまた!

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紙のトラス [ストラクチャー]

金曜の夜、仕事から帰宅して眠りにつく息子から言われました。
「明日はパパとお外で遊びたい。」
そうだよね。
パパはお休みの日はいつも屋根裏に行ってしまうもんね。
息子との時間は永遠に今しかないんだよなぁ。
全ての瞬間が後戻りできない大切な時間。
今、屋根裏は暑いし(笑)

てことで、今週末は息子と娘をつれて思いっきり遊んできました。

レイアウト製作は子供達が寝てから。

さてと、いまやらないといけないことは、レーティッシュルートの延長です。
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線路を敷設していない路盤部分は石積みのアーチ橋にしたいと思ってます。
アーチ橋が出来上がらないと路盤を設置できないので、アーチ橋を作ることにします。
モデルはこれ。
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キットもありますが、今回は自分で作ってみることにします。
ベースはスタイロフォーム、石の表現はスチレンボード。
そしてレイアウトに合わせたサイズでデザイン画を描きます。
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5.5mmの路盤を上に置くので、図面は上部が薄くなっています。
この図面を基にスタイロフォームを切り抜いていこうと思いますが、もう少しだけ企画を温めて万全を期します。

その代わり、こいつを進めていきました。
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中央駅のドームになるトラスです。
これ1つ切り出すのに1時間ほどかかりました(大汗)
1番左は一部トラスの表現をサボっていますが、サボったところは外壁を付けることになるのでこれでいいんです。
図面を描いたときには、そこまで頭が回りませんでした(笑)

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切り出したトラスを貼り合わせたところ。

ここから立体を作っていきます。
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水糊でくっつけます。
中に補強用の板を入れることにしました。
なんせ紙ですからね。
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形が出来上がりました。
糊が乾くのを待ち、持ってみると、結構しっかりしています。
それでもやはり紙は紙なので、トータンさんがやっているように瞬間接着剤を染み込ませて強度を確保しました。
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完成です。
重さ、強度のどちらも合格ラインだと思います。
てことで、このまま試作を続けていこうと思います。
まずはこのトラスの脚を4本作って上部にドームを載せて放置してみたいと思います。
時間経過によりどの様な変化が現れるかを検証する作戦です。

しばらく屋根裏の作業はお休みして、下準備をしながら子供達と過ごす時間を大切にしたいと思います。

ではまた!

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ドーム見直し [レイアウト]

こんばんはー。
暑い夏がやってきましたね。
屋根裏での作業は汗との闘いですよ。
午前中に勝負をかけて、午後3時には撤退です。
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第三期はこの部分に線路を繋げていきます。
まずは最も奥に位置するレーティッシュルートの路盤から敷設しましょう。
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完成です。
この部分は完全に山の中に隠れてしまう場所で、これから新たに作るループ線に向かうルートです。
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長ーい直線。
2メートルあります。
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ここが全部隠れてしまうのはもったいないなぁと思うんですが、どーにもなりません。
暇を持て余したら、カメラカーでしか見れないシーナリーでも作り込みますかね。
トンネルの中に突如現れる不思議な世界、的なやつ。

さぁ、今日のお題はここから。
前回披露したハンブルク中央駅をモデルにしたドームの図面を見直してみました。
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Before
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 After

最初の図面はちょっと四角すぎて、どうしてもハンブルク中央駅のドームに見えなかったんです。
そこで、角ばった肩の部分をなで肩に変更し、頭頂部を少しだけ高くしてみました。

これで少し近づいたように思います。
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そうすると、このトラスも見直しとなりました。
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上部が曲線に。
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コピーして白ボールという厚紙に貼り付け、カットの準備が整ったところ。
これでトラスの足が4本分。
試作品とは言え長い道のりになりそう。
本番ではこれを22本かぁ。

と、その前に。
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トラス上部も図面を描かないといけません。
微妙な放物線はフリーハンドでいきました。
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ちゃんと放物線になってるでしょ?

左側のトラスが描けたので、今度は右側。
左右対象にするには、描いた左側を切り抜いて、裏返してなぞるしかありません。
PCでやればそんな作業は楽勝なんでしょうが、手描きしちゃったもんはしょうがない。
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てことで、右側も出来ました。

今度はトラスにしていきます。
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うまく出来るかなぁ。

ではまた!

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