裏舞台の建設 [レイアウト]
こんばんは。
今週末はレイアウトの中でも表に出てこない裏舞台のルートを手掛けました。
ここは徐々にカオスな状態になりつつあるので、どこを設置したかわかりませんね。
右奥に見えるソリス橋の延長、そしてもっとも手前にある単線を新たに設置しました。
その2本が複線となってカーブする部分。
そして、第2ループへと繋がります。
お次はここ
右手中央から延びている路盤はアルペンルートの一部です。
ここを設置してから半年以上経ったのかな。
ようやく延長できます。
梁を設置して高さを測りながら慎重に進めていいます。
外側はR400、内側はR365の路盤を設置しました。
ここは裏舞台なので複線間隔は35mmとしています。
今回は地形の基礎となる梁も設置して路盤を延長していきました。
少しずつ完成形がイメージできるようになってきてモチベーションも上がり気味。
しかし、暑い。
汗を拭くタオルがずっしり重くなるほど(汗)
今日はここまで。
ではまた!
ソリス橋の設置 [レイアウト]
こんばんは。
夏も終わりが近づいていますが、今日も暑い1日でした。
この季節の屋根裏部屋は体力に自信がある私でも疲弊するほどの環境になるため、屋根裏以外でできることを進めていました。
エアコンの効いた部屋で作り続けていたソリス橋が無事に完成すると、やはり屋根裏へ行きたくなります。
幸いなことに先週末は気温が落ち着き、屋根裏作業にはうってつけの状態に。
まずはソリス橋を所定の位置に置いてみました。
寸分違わぬ完成度に思わずニンマリ(笑)
さて、今度は線路を敷設したいと思いますが、見てのとおり、右側から伸びる線路から橋へと繋がる部分は急カーブが待っています。
R200ですからレーティッシュ鉄道シリーズか路面電車しか通過できません。
ソリス橋はレイアウトメンテナンスのために取り外し可能としたいので、ここに本来直線のレールを繋げて線路を曲げると、ジョイナーを使うとは言え時間経過とともに反作用が働いて接続部がズレてきます。
カーブする線路を強力な接着剤で固定しても、路盤がコルクなので、効果はありません。
最後は必ずカックン接続になります。
それを避けるための工法を採用します。
これは以前、ループ線に脱着式線路を設置した時も採用したやり方です。
カーブする方のレールの下に真鍮皿ネジを2個ずつ設置し、ハンダでガッチリ固定してしまいます。
ネジが1個だと線路を曲げたときにネジが回ってしまって角度が変わるので、2か所で留めます。
まずは線路の高さぴったりになるまでネジを回して微調整。
ハンダを盛る分だけ僅かに隙間がある方がやりやすいです。
皿ネジにハンダを盛りつけます。
私の持っているハンダごては電子工作用の30Wタイプなので、ネジにこてを当ててもなかなかハンダが溶けるまでの温度になりません。
時間をかけてネジを温め、ハンダを盛りつけます。
ハンダで留める2か所を同時に作業できればいいのですが、1人ではどうしても1か所ずつの作業になるため、ここでハンダを盛りすぎると線路が浮いて上手く高さを合わせられなくなります。
ひとまず線路を留められる程度のハンダが盛れればOKです。
線路どうしをジョイナーで繋いで固定してから、盛りつけたハンダを溶かして線路を皿ネジに固定します。
位置や高さがピタッとあったら、線路の外側に追いハンダしてガッチリ固定してしまいます。
ここまで出来たら後はいつもどおり線路を曲げて接着して出来上がり。
反対側も同様にハンダ固定して取り外し式ソリス橋の完成です。
微調整を経て、氷河特急は滑らかに橋を渡っていきました。
ではまた!
トラスの修正 [ストラクチャー]
こんばんは。
ハンブルク中央駅をモデルにした駅を作るべく挑戦していたトラスの製作ですが、JR浜松さんよりトラスの位置を変更した方がより実感的とのご指摘を受けて作り直しました。
以前のトラスはこちら
内側と側面の水平トラスの位置がずれています。
そこで
バラバラに。
両側のトラスは再利用します。
新たに位置を揃えた側面トラスを切り出しました。
前回同様に強度を保つための梁を入れました。
これがあるとすごくしっかりします。
そして
完成。
実感的なトラスになったでしょうか?
ではまた!
JAM2018 [エピソード]
こんばんは。
今日は朝から国際鉄道模型コンベンションに行ってきました。
私は今回で3度目の訪問。
現地ではオフ会仲間のJR浜松さん、JAM出展の木こりご夫妻、リョウさんと再会して、色々な話しをしながらたくさんの刺激を受けてきました。
同じ趣味を持つ仲間と交流できることは長年一人でやっていた私にとって本当に貴重なことだと改めて感じます。
今回の木こり鉄道では新たなモジュールを見せて頂きました。
青い海に浮かぶ島々と長い鉄橋。
ハート型の島には教会があって結婚式の真っ最中。
海の中にはイルカ?魚?も泳いでいます。
さらに、
海辺のトラムウェイ。
HOサイズの温室を使った植物園など私の大好きな木こりワールドを堪能できました。
私がヨーロッパ鉄道模型に魅せられたきっかけとなった木こり鉄道は、いまでも憧れの存在。
見ても見ても飽きることはありません。
私もこんなレイアウトを作りたいと心底思いました。
しかし、長らくヨーロッパ鉄道模型をやってきたこと、JR浜松さんやNardiさんから刺激を受け、DCCの奥深さを目の当たりにして、その魅力にガッツリ取り憑かれてしまったことなどから、日本の鉄道模型事情にほとんど魅力を感じなくなっていることに気付かされた1日でもありました。
デジタルがいいとか、アナログがいいとか、そんな風には思いませんが、日本を代表する鉄道模型の祭典に欧米並みのハイスペックデジタルサウンドを搭載した日本車輌が存在しないというのは本当に残念です。
なんとかしないといけないなぁと改めて感じる今日この頃。
ではまた!
Solis Viaduct(ソリス橋)を作る その3 [ストラクチャー]
おはようございます。
お盆休みですね。
私は仕事です。
電車がすいてます。
DCC Soundモデルを手に入れてちょっとソリス橋製作記から脇道にそれてしまいましたが、裏ではしっかり作っていました。
そして無事完成です。
今回は塗装から。
青いスタイロフォームの色がうまく消せるかどうか、と言ったら、ジュンパパさんからコイツを使えとアドバイスを頂きました。
効果は絶大でした。
スタイロフォームの青どころか石積表現の下書まで簡単に消えます。
溝を埋めないように薄塗りでこの白さ。
ジュンパパさん、ありがとうございます。
ここから塗装を始めますが、今回はどうやって色を付けようか。
石膏を使って岩を表現するときは絵の具を水でシャバシャバに溶いて少しずつ色を付けていきます。
これは下地が白いからできる色付け。
ちょっとそれでやってみよう。
アクリル絵の具を使います。
シャバシャバにして塗るというより染める感じです。
ウォッシングとも言うかもしれません。
ほんのりと色が付きました。
この後にグレーでさらにウォッシングしたのですが、なんかイメージと違う。
右側がグレーウォッシング後、左側は方針転換してからのジャーマングレーベタ塗り後。
色付けは本当に難しいです。
実物写真と見比べるとウォッシングによる塗装の方が近い感じがしますが、水彩画的で儚い感じになってしまいます。
岩ならそれでいいですが、今回はレイアウトの見せ場の一つとなるソリス橋ですから、もっと主張してもらいたい。
そうすると油彩画的な感じで色を重ねることが必要です。
また、見る場所の光の強さや種類によっても印象は変わります。
屋根裏はLED証明を設置する予定なので、その辺も考慮したいと思います。
完全に黒くしてしまいました。
ここからグレーを重ねて質感を出します。
ニュートラルグレーを少し明るくして溝の黒を残しながらのドライブラシです。
さらにクリーム色を足して石の色を落ち着かせます。
ここまできましたが、溝の黒さが目立つ気がします。
これでも十分とは思いますが、実物の溝はほとんど目立たないので気になります。
ウォッシングでコントラストを下げましょう。
写真ではあまり変化なく見えますね。
肉眼ではだいぶ落ち着いて見えます。
最後にウェザリングで仕上げ。
サンドとサビで石の汚れやらなんやら、ススで雨水が流れた痕跡を付けてひとまず完成です。
うん、イメージどおり!
あとはレイアウトに設置して周りの情景に馴染ませれば本完成となります。
ではまた!