続 レイアウトに架かる橋 [レイアウト]
こんばんは。
あっという間にGWが終わってしまいました。
最初の5日はお仕事でその後の3日は家族旅行、そしてラスト2日はレイアウト製作という充実した連休となりました。
あれ?今年のGWって10連休だったよな。
半分仕事じゃないか!
まぁ、仕事があるってことは幸せなことだとポジティブ考えていきましょう。
さぁ、レイアウトに橋を架けるぞ!
↑この手前にある2本の鉄橋をカチッと架けたいと思います。
橋を架けるなんて簡単だよと思ってる人は日本型ユーザーの証です。
彼のヨーロッパではユニトラックやファイントラックの様なシステマチックな線路はないんです。
ないこともないけど、日本型ほどカッチリしてないので、ある程度ユーザーの腕が試されます。
買ってきてポン付けとはいかないところがあちらの流儀。
さらにオープントップ工法のわが家ではさらに腕を磨かないと鉄橋どころかデッキガーダー橋すら架けられない始末でもう面倒くさいのなんのって。
でも、そこに喜びを感じている変態なのです。
↑ここに線路を敷いて鉄橋を架けたいのですが、そこまで行くにはそれなりに大変で大変で。
↑これはさっきの画像を横から撮影したもの。右から左にかけて登り勾配になっていますが、橋は平行に架けなければいけません。(と勝手に思ってる)
そうすると、左の浮いてる路盤をグイッと下げることになります。
↑そこで気になるのがこれ。
ダブデッカーさんは山なりな線路で腹を擦ることになってしまうんですね。
この残念な状態を解消するためには、平行になるまでの路盤を緩やかな状態にしないといけません。
↑ヤスリで削って緩やかを実現しています。
マジで手がかかるよ。
と、ここで問題発生。
ここの線路は両サイドに取り外し可能な橋があり、電圧降下を避けるためフィーダーをかましておく必要があるんですが、そのために設けたフィーダー線の記号がどぅなってんだかわからない始末です。
AR1はアルペンルートの1番でMR1はメインルートの1番だってとこまでわかるんだけどそれってどれって感じでちょっとしたパニック。
↑フィーダー線の大元をたどってこんな感じに書き込みして一件落着。
ここから辿ってきてAR1とかMR2とか、青とか白とか。
なんで最初からこれをやらなかったのかという謎はおそらく解明できないのでしょうね。
なんとかなるさ的なポジティブシンキングのなせる技。
↑ほんでもって、線路を敷くために必要なのが、橋はこうやって繋がるからちゃんと繋がる様に線路敷けよって目印。
↑その目印に真鍮の皿ネジを打ち込みます。
↑フレキを行ったり来たりさせて皿ネジの高さを微調整。
↑そしてフィーダー線をハンダ付けした線路を敷いていきます。
↑線路を敷いたら、動かないようにさっきの真鍮皿ネジにハンダ付けします。
↑シャキーン!
もうこれで線路は微動だにしないことでしょう。
↑そして遂に橋をかけます。
トミックス純正の橋桁では高さが全く合わない。
これこそがヨーロッパ型でありオープントップであるのです。
一歩先行く感じなのか、出遅れてんのかわかりませんがこれぞヨーロッパ鉄道模型の真骨頂と自分に言って聞かせて満足感を味わうマゾ。
↑自分で橋桁作っちゃいます。
↑やや高いようなので、橋桁の高さを微調整していきましょう。
↑ここまで削るぞって線を書いて、慎重に少しずつ削っては確認して削っては確認してを繰り返してもう愛着が湧かずにはいられないところまで来ると完成します。
↑はい、ぴったり。
↑今度はこっち。
こちらもやや低いようで、誤差を測ったところ2.5mmほどの橋脚を付けないといけません。
2.5mmの橋脚ってなんだよと言いたいところですが、160をかけると400mmですよ。
バカに出来ない橋脚です。
ただ、ここでは2.5mm…。
↑今度の橋脚は製品に付属する橋脚を使います。
↑製品そのままだと、
↑4.5mm高い。
では削りましょう。
↑before&afterです。
ここまで薄くするとキットの橋脚を使う必要があるんだろうかと疑心暗鬼になりますが、せっかくだから使おうよって言うことで使います。
↑ほーら、ぴったり。
これでレイアウトに2本の橋が架かりましたよ。
実際にはもう少し手を加えていきますが、遂に懸案事項だったこの2つの鉄橋がレイアウトに登場したので明日から枕を高くして眠れます。
今回のGW、我ながらなかなか充実したな。
ではまた!