建設開始から3年 [レイアウト]
こんばんは。
6月も終わり屋根裏ワンダーランドは建設開始から丸々3年が経ってしまった。
3年かかっても開通しないレイアウトって日本にあるんだろうか?
きっとあると思うけど、建設を諦めたとか、中断してるとかじゃなくて、作り続けているのに3年経っても完成してないとなるとそうそうないのでは?
やっぱり私はとんでもないことを始めてしまったんだなぁ。
効率よく建設するために色々と工夫をしたりするけど、作ってる状態が好きだったりするから非効率的だったとしてもありだったりする。
開通した後はシーナリー製作が待っているからまだまだ完成には程遠くて死ぬまでに完成するかどうか心配になる。
そんな心配をしてても始まらないのでレイアウト製作を進めよう。
↑前回はここまで作業したけど、画像右端に写ってる梁がやや下がってしまっている。
↑この梁の高さは床面から512mmの予定なんだけど実際は506mmと沈んでいてそのままいこうか何とかしようか悩んだ結果何とかすることにした。
↑誤差を矯正するためこんな物を作ってみる。
1枚のベニヤから切り出せばいいんだけど、丁度いいブス、じゃなくて丁度いいベニヤがいなかったから複数パーツを繋ぎ合わせる作戦。
↑繋ぎ合わせるとこうなる。
下の部分を梁の下に潜り込ませ、上の部分を別の梁に固定して沈み込んだところを持ち上げる。
↑床面から512mmの高さになるよう、梁の下に支柱を入れて調整。
↑調整には今のところレイアウトに出番のないTOMIXのレンガ橋脚が活躍してくれた。
こいつ、組み合わせ方で高さを調整出来るので意外と便利だったりする。
↑位置が決まったら上部をネジで固定して出来上がり。
↑512mmジャストになり、気持ちも晴れやかに。
↑今度はこの長い路盤の真ん中に梁を一つ作って強度を確保する。
↑ハイ完成。
毎回いきなりこの手の梁が完成しているけど、ベニヤを切り出すまでは測量につぐ測量をやってまぁだいたいこんなもんだろうと当たりをつけて切り出してみてあらびっくり的なことになってやり直したりするけど今回は微調整で何とかなった。
↑分割した路盤を支えるためにカスタマイズされた梁を固定。
こちらも片側のみの固定なので、手前は上から吊り下げるつもりでいたけどそれほど沈み込みもないのでここはスルー。
↑路盤を固定したら出来上がり。
↑角度を変えて撮影。
複々線が鉄橋を渡って単線と合流し緩やかに左カーブしながら勾配を登ったり降りたりしてもう最高にレイアウトっぽいけど橋を渡りきったらその先は全部トンネルの中。
単線なんて存在を忘れるほどずっとトンネルの中で1ミリも出てこない。
シーナリーを作る前に動画撮影しまくっておかないとこのルートの活躍は荼毘に付される。
↑ここでミスを発見。
ウチのレイアウトの路盤は5.5mmのベニヤを使用しているんだけど、間違って4mmのベニヤを使ってしまった。汗
苦労して鉄橋の高さに合わせて梁を設置したのにこれじゃ水の泡だよ。
でも、そんなミスも楽しみながらリペアしていくのが趣味の世界。
正規の5.5mm厚ベニヤを敷きなおすか、嵩上げするか。
↑こうなった。
2.5mm厚のベニヤを貼り付けてみた。
1mm余計だけど何故かうまくいきそう。
↑うん、高さは大丈夫みたい。
結構いい加減。笑
今回はまだまだ作業を続ける。
↑またしても不思議な形の梁を切り出してカスタマイズドした。
めちゃくちゃ測量して計算してこの形になる。
↑高さを合わせながら梁を設置したところ。
ここはトンネル内でシーナリーも作らない場所だから梁の強度は線路を支えられればよし。
1番細い梁は16mmだけど12mmのベニヤを使っているから全然問題ない。
↑1番手前のメインルートの路盤が出来た。
↑ここは1番奥のレーティッシュルートの路盤。
↑レーティッシュルートはまさかのルートを通すことにした。
↑元々の屋根裏の構造の隙間を抜けていく。
パンタを上げた状態でも通過可能だけど、コルク道床を設置する余裕はない。
直にフレキを敷くことにしよう。
まだ仮置きだけど、これでいく。
さぁ、ここで時間となりました。
このあと買い物してご飯作ってチビたちをお風呂に入れて寝かしつけて嫁と酒を飲みながらテレビ見ていつのまにか寝るってやつです。
ではまた!
ここまで来たのかまだここなのか [レイアウト]
こんばんは。
人生というのは思ったとおりにいかないもので、そこに何かしらのテーマを求めてもう何百億人もの人が死んでいったので私も同じ運命を着実に辿ってレイアウトを作っています。
あー、自分の専門部署に配属になったけど、ここってマジ休み取れないのよね。
仕事は楽しいからまだいいけど、やっぱりそこそこ休みがないと趣味を楽しむ余裕がなくなって趣味が苦痛に変わってしまう。
さて、2週間ぶりの更新は久々のレイアウト製作ですよ。
趣味が苦痛に変わる前にやる事やっちまおうって感じです。
↑2本のトラス鉄橋。
向こう側はしっかり繋がったので、今回はこっち側。
2本の鉄橋は長さが違うのでご覧のとおり小手先の工作で調整しました。
↑この地形をどっやて自然な表現にしたらいいのか悩みながら形を作っていきます。
↑路盤設置用の梁をせっせとつなぎ合わせて段々になった不思議な梁が完成したところ。
手前がメインルート、真ん中がアルペンルート、奥がレーティッシュルート。
奥に行くほど高度があるけど、この後アルペンルートとレーティッシュルートは高度が逆転していく複雑さ。
↑まずはレーティッシュルートの路盤を設置。
↑最近よくやる横着。
路盤を設置してからの補強梁。
この方が簡単だし路盤がデコボコしないんですよね。
↑これはお手製の大型コンパスです。
薄いベニヤに穴を開けて鉛筆ぶっ込んで路盤の罫書きをします。
今回、半径が大きめだったのでコンパスを延長しました。
↑こんな感じでガガガガーッと罫書きます。
勢い余って鉛筆の芯がポロリと折れますが、電動鉛筆削りでガーッとやって復活させます。
↑見えねー、笑
一応幾重にも重なる虹のような罫書きが出来ています。
↑罫書いた後はじっくりノコで切り出してレイアウトに収めていきます。
まだ仮置き状態ですが、こんな感じで大きなカーブを描きながら列車は進んで行くのです。
トンネルの中を。
そう、こんなに悠々としたカーブも当レイアウトでは見せ場ではなく、裏方なんです。
正直言ってもったいない。
ここでタイムオーバー。
これから娘と息子とサッカーの練習です。
俺はバスケ部だったんだけどしょうがない。
↑最後に中央駅部分に列車を並べてパチリ
↑パチリ
↑パチリ
今月でレイアウト製作を始めてからまる3年になります。
まだ開通しないのか、ここまでよく飽きもせずに続けていられるのか、もはやどっちがどっちかわからないけど、これからもよろしくってことでお願い申し上げます。
ではまた!
ブサイクに見慣れて愛着にかわるICE4 [客車]
こんにちは。
マジで仕事が忙しくてGW以来屋根裏に行けてないイケてない生活を送るおじさんです。
そんなおじさんにもお金さえ払えばやって来る幸せ、通販のおもちゃがやって来ました。
↑なんてブサイクなんでしょう。
つけまつ毛してアイシャドウとリップ塗り過ぎた色白のカエルに見えますが、この度KATOがリリースしたドイツ鉄道のICE4です。
国内向けだけあって12両フル編成でも店舗によっては3万前後で購入できます。
↑ICE4はヨーロッパの標準車両よりさらに長い。Nゲージのサイズを大幅に超えていてもしかしたらTTゲージなんじゃねーかと思わされる長さに仕上がっています。
↑車両の長さを比較。
ちょっと分かりづらいですが、上が走る10万円札と言われているIC2000、真ん中がやはり10万円札がないとフルコンプできないICE1、下が10万円札で3編成も買えてしまうICE4です。
標準車両より12mmほど長いようです。
↑こうして見ると、長さだけでなく、高さも結構ボリューミーでやはりこいつはTTゲージじゃなかろうか?と思ってしまいます。
しかし、よく見ると台車と台車の間隔は標準車両とほとんど変わらないのであります。
なるほど、これなら長い車両も従来の線路を走ることができるってことか。
てことは、心配していたウチのレイアウトも軽々走り抜けてくれるだろうと期待。
ちなみに、KATOの公式スペックでは最小通過半径はR282とのこと。
↑わが家で1番キツいカーブ。
R270なのでスペックオーバーですが、ちゃんと曲がれるようです。
↑うわさの椎間板ヘルニア(白目)。
KATOの人はこの状態に違和感を感じなかったんだろうか?
曲がれれば何でもありな感じが日本の鉄道模型の残念さを物語っていると思います。
ヨーロッパメーカーはロングボディでもR230を軽く曲がるので、やはり努力不足は否めません。
↑それでも離合も大丈夫。
ウチのレイアウトでも十分走れることを確認致しました。
それでは、ディテールの世界へお招きいたしましょう。
↑動力台車です。
きめ細かい表現は流石の日本製。
↑こちらはトレーラー台車。
しっかり違いを表現しているだけに惜しまれるのは椎間板ヘルニア。
しつこい?
↑塗装や表記もまずまずの出来栄え。
表記はちょっと滲んでシャープさに欠けるようなのでヨーロッパメーカーの勝ちかも。
↑屋根上のクーラーは圧巻の出来栄え。
↑パンタはプラ丸出しのおもちゃ。
やっぱりヨーロッパ車をやるならバネ入れようよ。
↑アニキとの並びもいいね。
↑14両編成の長男と12両編成の四男。
ICE-Tは従兄弟か?
どうでもいいや。
一車両が長い四男より80mmほど長い長男でした。
てことは、ICE4もしっかり駅に収まる長さってことがわかりました。
さて、いまはアナログのICE4ですが、これからデコーダーを入れてデジタルに生まれ変わります。
本当はサウンド付きだったはずなんだけど、KATOが冴えないメーカーなのでサウンド化は実現しなかった。
そーゆーとこだよ、そーゆーとこ!
だから日本はデジタルが流行らないんだよ!
マジでイラつく今日この頃。
ではまた!