DB BR218 [機関車]

Guten tag.

今年もあっという間に過ぎていきます。
こないだまで、あー夏だなぁ、と思っていたのに、もう10月。
単身赴任からも無事に帰ってきました!

そして気づくとこのブログも開始1年が経過していました。
訪問していただいた皆様には感謝の一言です。
今後もマイペースにブログを更新していきますので、応援よろしくお願いいたします。

そろそろ、レイアウトやストラクチャーの製作記事をUPしたいところなんですが、この2カ月間ほとんど自宅におりませんでしたので、最近は車輌の紹介ばかりになってしまっています。
今日もやはり…、

Fleischmann製のディーゼル機関車 DB BR218です。
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当鉄道初と言っても過言ではない、念願のディーゼル機関車。
というのも、この趣味を始めたばかりのころ、某中古屋さんでDB V100という凸型ディーゼル機関車を安価で購入しており、厳密に言えばディーゼル機関車は2台目なんです。
しかし、中古だけに老化も激しく、最近はあまり動こうともしません…。
そのうちオーバーホールしてみて、それでもだめならレイアウトの片隅でストラクチャーとしての余生を送っていただきたいと考えており、現在は現役を退いてもらっています。

前置きが長くなってしまいました。
1960年代、非電化区間においても蒸気機関車が次第に姿を消してディーゼル機関車に置きかえられていくなかで誕生したのがこのBR218です。
当時の客車は照明や暖房などのサービス用電源が必要なものが増えてきており、日本のブルトレが電源車を編成に組んでいるのとは異なり、その電源を機関車にたよっていたようです。
そこで、1発のエンジンから動力、発電を可能にする効率のよいディーゼル機関車が必要となって開発されたのがこのBR218だそうです。

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この機関車、使い勝手が良かったせいか、かなりの数が生産され、西ドイツの非電化区間を完全に支配し、蒸気機関車を絶滅に追いやったそうです。

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屋根の煙突がチャームポイント。
ちなみにこちらのモデルは、DB Regio所属のローカル非電化区間担当現役バリバリで、私もミュンヘンからフュッセンの往復でお世話になりました。

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表示の細かさは、いつもながら文句なしです。
というか、いつも私の写真がぶれてばかりです…。

こちらが前述したV100
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メーカーはArnoldです。
改めて見ると、こちらもカッコいい!

Danke schön. Tschüß!

SBB Re481 [機関車]

Guten tag.

今月2度目の更新です。
レイアウト製作は全く進んでおりませんので、今日はスイス連邦鉄道貨物部門(SBB CFF FFS Cargo)所属のRe481電気機関車を紹介します。

その前に、少々うんちくを記載しておきます。
この機関車は、もともとドイツ鉄道が老朽化した凡庸機関車の替わりに発注した貨物牽引用でBR145という機関車だったようですが、ユーロ圏の直通運転が一般化したことに伴う、多電源仕様のBR185機関車のデビューにより活躍の場が少なくなり、私鉄などが買い上げたりしたようです。
スイス連邦鉄道も高価な自家製機関車よりいいと思ったのか、買い上げしてRe481として運用する予定でいました。ところが、スイス国内で運用するには装備に不備があり、国境付近やドイツ国内での運用に終始し、現在はすでにお払い箱とのこと。

そんな中途半端なRe481を購入した理由は、
1、スイス連邦鉄道の貨物用機関車が欲しかった
2、Re474 、Re482(スイス)は同型のBR189 、BR185(ドイツ)で所有している
3、BR145も欲しいが、DBカラーの機関車はたくさんあるので変化がない
以上のことから私には非常に都合のよい機関車だったんです。

紹介するモデルは、Fleischmann製です。
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車体側面に塗装された大きな"Cargo"の文字と鮮やかな青と赤がスイス連邦鉄道貨物用機関車の特徴です。
この存在感はレイアウトに大きなアクセントを提供してくれます。

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車体側面とは違い、正面は赤1色です。
この角度だと、真横からの撮影とは一味違った印象になります。

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運転席やワイパーの表現もさすがFleischmannという仕上がり。

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表記の印刷も文句なし。

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圧巻なのは台車の表現とディスクブレーキの再現です。
Minitrixはこのディスクブレーキが再現されていませんし、その他にもやはりFleischmannには勝てない要素が…値段に大きな開きがあるのも仕方ありません。


ここからは貨物を牽引するカッコいい姿をどうぞ
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憧れのSBB Cargoに満足です。
今年Fleischmannから発表されたAe6/6Cargo仕様を予約しているので、そちらも楽しみです!

Danke schön. Tschüß!

DB BR143 [機関車]

Guten abend.

今日は私の大好きな、と言っても所有する機関車はみんな大好きなんですが、BR143型電気機関車を紹介します。

この機関車は、元々東ドイツ鉄道に所属する機関車だったのですが、東西ドイツ統一により東ドイツ鉄道から現在のドイツ鉄道へと引き継がれたという経緯を持っています。
東ドイツ時代にはDR243型でしたが、ドイツ鉄道に編入されてからはBR143型に型式が変更されています。
そんなわけで、模型も東ドイツ鉄道時代のものから、統一後間もない時期の塗装、そして現行の塗装とさまざまな種類が販売されています。

私が所有するのはこちらもモデル
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古いMinitrix製品です。
入手当時市場に出回っているものは全て東独時代のDR243しかなく、BR143が欲しかった私は、某オークションで中古を手に入れた次第です。
こちらのモデル、型式はBR143ではあるのですが、このとおり
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車体にはDRの文字が入っています。
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車体正面にはDRの文字と143というDBでの型式が表示されています。
不思議です。
まだ塗装が完全に終わっていない状態なのでしょうか…。
多分そんなことはないと思いますので、おそらく、これは私の推測でしかないんですが、東西ドイツ統一直後にDBカラーに塗りなおして型式も143としたけれど、東ドイツ鉄道の名残を残すためあえてDRの文字を入れた時のモデルなんだと思います。

この機関車がお気に入りなのは、そのスタイルがなんとなく東側諸国の雰囲気を漂わせているところなんです。
生粋のDB機関車は、やはりDBの特色をしっかりと兼ね備えているので、この143型を入れることで、変化があって面白いんです。

では、ディテールへ
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表記はとても細かくプリントにミスはありません。
ワイパーの表現も非常に繊細で満足のいくものです。
デッキの表面もしっかり滑り止めが再現されていて、とても古いモデルとは思えないディテーリングです。

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車体裏面を見ると、中央に車輪集電かパンタ集電を選択するスイッチがあります。
そして、車輪からの集電をモーターに伝える仕組みが、今では見ることのできないスタイルになっていることがわかります。
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屋根周りです。
真ん中の丸いパーツの部分、部品が折れて欠損している感じです…。
まぁ、よく見ないとわからないし、所詮古い中古品ですから文句は言えません。

ちなみに、走りはと言うと、古いながらも良く走っていると言った感じです。
やはり現在の機関車と比べれば大雑把な走りになってしまいますが、充分に楽しめる状態なので我が家では先日紹介したダブルデッカーの客車を牽引してもらっています。

Danke schön. Tschüß!

MRCE ES64F4 [機関車]

Guten abend.

今年初の機関車を納車しました。
MRCEのES64F4という機関車で、メーカーはHobbytrainです。
MRCEとは?三井物産系の機関車のリース会社のことで、各国の鉄道会社にリースされ国際列車や私有貨車などの牽引を担っています。
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黒をベースにしたカッコいいデザイン。
赤ベースのDBを中心にコレクションしている私にとっては、ちょうどいいアクセントです。
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Hobbytrainの機関車は今回始めての納車となりますが、作りはなかなか繊細で、プリントも非常に美しいできになっています。車輪にはディスクブレーキもしっかり再現されておりウキウキです。
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前面には白を、ヘッドライトの間には警戒色の赤を、実にシックな顔立ちです。
ワイパーもかなり緻密に再現されて、運転席も当然あります。
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屋根まわりはというと、パンタが4つで周辺機器もところ狭し。
4電源対応機関車です。
この機関車が開発された理由は、貨物の輸送力増強だそうです。
国によって電源方式の違うヨーロッパで、機関車の入れ替えなしに列車を運行することは非常に重要な課題、ということで4つの電源に対応できる機関車を導入したとのことです。

ちなみにこの機関車、DBではBR189、SBBではRe474の番号で貨物牽引機としてヨーロッパを縦横無尽に駆け抜けております。

では、さっそく、パワーパックスイッチオン。
徐々に電圧を上げていきます。
低速はそれほど利かないようですが、まずまずの走りだし。
ウィーーーンッ、と加速。結構スピードは出ますねぇ。
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
???

止まった!?
なんで?
パワーパックがショートを示す赤色点灯。
何度やっても同じ結果に…。

いろいろ試して原因を探ってみたところ、TOMIXの常点灯対応パワーパックと相性が悪いようです。
フィーダーから離れた区間では通常通り走りますが、フィーダーから1メートル以内の場所にくるとショートします。

4電源対応の機関車なのに…、TOMIX常点灯には不対応…。
まぁ、別のパワーパックを使えば普通に走るからいいか。
最悪の場合はDCCのデコーダーソケットがついてるからデジタル化してしまおう、と今回も楽観的に考えることにしました。

それでもやはり気になるのは気になるので、Hobbytrainの動力車をお持ちの方がいらっしゃいましたら、アドバイスお願いします。

最後に、以前紹介したCNLを牽引する様子をパチリ
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かっこよか~。

おまけにこちらも


Danke schön. Tschüß!

DB BR120 [機関車]

Guten abend.
昨日はクリスマスでした。
今年もいい子にしていたので、嫁サンタからMinitrix製 DB BR120をプレゼントしてもらいました。
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こちらがBR120です。
この機関車は、西ドイツにおいてインバータ制御・三相交流誘導電動機という電気オンチの私には意味のわからない機能を搭載するために開発された新時代の機関車だったそうです。
それまで旅客用主力機関車はBR103というあまりに有名な機関車でしたが、1980年代を前に世代交代の時期を迎え、新たに開発がすすめられたようです。
丸いライトが時代を感じさせますね。
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真横から。
それまでのDBの機関車は丸みを帯びたスタイルでしたが、この120型から現在に至るまでは、直線的なラインとこの様に鼻先が少しでっぱったスタイルが採用されています。
動力といい、スタイルといい、DBの新しい時代の幕開けとなった機関車であったことがわかります。
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ロゴと車番のアップです。
この鮮やかな赤はVerkehrsrot(読み方はいまいちわかりません:朱色)と呼ばれ現在のDBのメインカラーです。
開発当初はTEEカラーやOrientrot(これはわかります、オリエントロート:ちょっとくすんだ赤)だったようです。
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屋根です。
細かなパーツがよく再現されています。
ヨーロッパ型のNゲージは大抵そうなのですが、実車同様パンタグラフからの集電が可能なので、パンタグラフにはバネがついていて異常に高く跳ね上がります。そのため、構造物やトンネルに引っかかってしまうので、常に折りたたんでおかなければいけないんです。
ちょっと残念です。
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高速機関車らしくIC(インターシティー)を牽引させています。
ところが、実車の方はというと、期待された連続高速運転にトラブルが頻発し、103型の後を継いだのは101型とのこと…。
一応120型も現役で頑張ってはいるものの、徐々に個体数を減らしていいるようです。
しかし、DB175周年記念塗装を施されたのが、この120型であることを考えると、まだまだ頑張れそうです。

Danke schön. Tschüß!

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