街へと続く坂道[その２]

guten abend.

前々回の続きです。

レイアウトの穴ぼこを埋めて新たなシーンを作るべく、あれこれ模索しましたが、結局当初の計画どおり、街へ続く坂道と、その途中にティンバーフレームのホテルを設置することになりました。

まずは、全景をご覧ください。

このエリアの主役はやはり、水車のある製材所です。

本来であれば、専用モーターを内蔵して水車が回転し、製材所内ののこぎりが上下にギコギコと動く仕掛けになっているのですが、モーターの入手が困難であることと価格がお高めなこととで、こちらではノーギミックで提供しています。

道路は厚紙で形をつくり、上からグレインペイントと塗りました。左下にある踏切は現在まで当レイアウトと外の世界を結ぶ唯一の道になっています。踏切を渡って左折すれば坂道を上って街に出ます。右折するとお城を迂回してやはり街に入れるようになっています。

お気に入りのプライザー製馬車で切り出されたまるたが製材所に運ばれていきます。

そのうち森も作らねば、、、

まだ遮断機や警告灯のない踏切です。線路に合わせてやはり厚紙を加工して作ってみました。

Faller製のストラクチャーでローテンブルクのホテルという設定で販売されているものです。

年代を感じさせるたたずまいとテラスの感じがお気に入りなので、こちらに設置することにしました。

テラスからはこんな風にアーチ橋とお城が見渡せます。

観光客に人気のスポットという設定で、これからフィギュアを置いてにぎわいを再現する予定でいます。

こちらのトンネルとトンネルの間にも大きな穴があったのですが、崖を作って蓋をしました。

これでレイアウトには目障りな部分が全てなくなり、ディテールを作り込む作業を楽しめる段階に入りました。

ここに至るまで１年４カ月…、完成は何年後になるのやら。

Danke schön.  Tschüß!

コメント 4

かなりの完成度になって来ましたね～　ヨーロッパの風景は　なんとも上品で素敵ですね～　ＤＢの走行シーンを見せて頂きたいです　想定はドイツ・オーストリアあたりでしょうか？　旅行のパンフレットに載っているような景色で素晴らしいですね（＾＾）Ｖ
by トータン (2010-10-19 00:13) 

トータンさん、ナイス&コメントありがとうございます。
地形や列車の種類からするとドイツ、オーストリア、スイスの国境あたりですかね。でも、リヒテンシュタインではありません。お隣さんです(笑)
走行シーンは考えるのですが、なかなか時間がないのと、動画のアップの仕方がいまいち分からないのとで、まだ着手してないんです。
by Gut (2010-10-19 07:07) 

ご訪問＆nice、ありがとうございました。
ヨーロッパの風景も素敵ですね(^_^)国際特急という言葉にあこがれたのを思い出しました！
by 瓦葺鉄道 (2010-10-20 22:25) 

瓦葺鉄道さん、ナイ&コメありがとうございます。
一度訪れたドイツを思い出しながら作っていますが、あちらの方から見たらきっと滑稽な景色なんだろうと思います。
ハリウッド映画の日本人みたく。
国際列車は私にとってもやはり魅力的です。
当レイアウトでは現在３ヶ国の列車が入線しているので、そのうち紹介する予定です。
by Gut (2010-10-21 07:18)