ジョイント加工 [レイアウト]
Guten tag.
9月に入って更新が少なくなっています。
仕事が忙しいというのもありますが、アップできるような作業をしていないというのが理由です。
これまでコツコツとやっていたのは、ポイント故障時に交換を楽にするためのジョイント加工です。
前に紹介したこの加工。
ジョイントをスライドさせてポイント前後のレールを外さなくてもポイントの交換を可能にしています。
ようやく駅右側の全ての箇所で加工が完了しました。
続いての作業は、ユニトラットとフレキシブルレールのジョイント部分の処理です。
まずは、ユニトラットからレールを外します。
次に
道床を短くカットして、ユニジョイナーをスライドさせる切り込みを作ります。
道床の長さは30mmです。
切り込みの反対側には枕木を4つ残しています。
ここがフレキシブルレールとの接続で大きな意味を持ちます。
その前に、ユニジョイナー用の切り込みですが、ホットナイフで少し小さめに切り取り、その後、ユニジョイナーを横に置きながらデザインナイフで少しずつ形を整えていきます。
ホットナイフでいきなりぴったり切り出すと、サイズが合わなくなってしまうので、面倒でも現物合わせで仕上げていきます。
爪を切り取っとユニジョイナーをはめ込みます。
そして、ユニトラックと接続。
ここで残した枕木4つの出番です。
残った枕木の犬釘にフレキシブルレールを差し込み、ユニトラックと接続します。
これならジョイントだけで接続するよりはるかに安定した接続が実現できます。
特にカーブでは重要。
フレキシブルレールを曲げると、真っ直ぐに戻ろうとする弾性が生じます。
ジョイントだけで接続すると、この弾性がいたずらして、なめらかな接続を維持できなくなってしまうのです。
いわゆるカックン接続。
これは脱線を誘発します。
では、今回の加工でカーブをつくるとどうなるか。
R300のカーブです。
道床を固定していないので、若干ずれてしまっていますが、接続部分の前後が犬釘で、固定されているので、カックン接続を避けることができます。
撮影は出来ませんでしたが、R200に曲げても、なお安定した接続を維持しました。
現在、この加工をせっせとしています。
Danke schön. Tschüß!
2016-09-19 21:52
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コメント(8)
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Gut さん こんにちは
前回のルーター彫りといい、なかなか地道で細かな作業が続いていますが、ここまで対策が施してあると先々安心ですね。
ポイント脱着可能構造にフレキ接続方法、グッドアイデアです!
我がレイアウトでは2度ポイント入れ替えしています。
さらに1カ所調子の悪いのがあるので、それも交換したいですが、大事になるので着手する勇気がわきません。
では、また続きを楽しみにしています。
by きこり (2016-09-21 17:03)
Gutさん、こんにちは。
ポイント対策、万全を期してますね♪
KATO6番ポイントのみを使っているのですから期待と安心して観ていられます。このようなポイントの使い方は思いつかなかっただけに走行が本当に楽しみです。引き続き頑張って下さい(^^♪
by JR浜松 (2016-09-22 05:44)
(。・_・。)2さん、niceありがとうございます。
by Gut (2016-09-22 13:07)
きこりさん、コメントありがとうございます。
故障や不具合はいつか必ず発生しますから、固定式レイアウトでは対策が必要だということを多くの先輩方のブログやHPで学びました。
特にうちのレイアウトは単なる固定式ではなく、レイアウトそのものが家に固定されてますから(笑)
地味な作業ばかりでモチベーションも下がり気味ですけど、焦らず着実に作業をこなしていきます。
by Gut (2016-09-22 13:14)
JR浜松さん、nice、コメントありがとうございます。
ポイントでの脱線は走行重視の私にとって大きな問題でした。
ですから最も信頼性のあるKATO6番を採用し、分岐の方向も車輪にストレスがかからないように考慮しています。
思ったとおりにいくといいんですが、こればかりは走らせてみないとわかりませんね。
by Gut (2016-09-22 13:28)
enpokoさん、ネオ・アッキーさん、niceありがとうございます。
by Gut (2016-09-22 13:29)
ねじまき鳥さん、niceありがとうございます。
by Gut (2016-09-23 06:59)
あおたけさん、らしゅえいむさん、トータンさん、niceありがとうございます。
by Gut (2016-09-27 06:56)