プチ・ランドヴァッサーを作る その6 [レイアウト]

こんばんは。
ようやく完成です。
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では、最後の製作過程を。
前回までで石の下地塗装を完了したので、今回は仕上げ塗装とバラスト撒きをしました。

まずは所々にある色の濃い石を塗りました。
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次に泥汚れウォッシングして全体を落ち着かせます。
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たぶん、雨が降るとこんなのが染み出してくるのかなぁと。
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汚くなり質感アップ。

そして、6年ぶりのバラスト撒き。
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接続部からバラストが溢れないように厚紙で壁を作ります。
ボンド水でくっつかないようにクッキングペーパーでコーティング。
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バラストはダイソーの砂?を自分で着色したものを使いました。
たっぷりとボンド水を染み込ませて乾燥待ちします。
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おおおっ、全くくっつかない!

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線路塗装をして出来上がり。

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屋根裏部屋に持ってきて氷河特急を飾りました。
似合うなぁ。
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たくさん並べてしまった。
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下からも。

ではまた!

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ベルギーの策士に翻弄される迷える仔羊は間もなく死刑判決 [エピソード]

おはようございます。
朝晩が冷え込むようになってきました。
大人になって寒がりになった私には残念な季節です。
風邪は約1ヶ月かかって治りましたが、悪くもならず、良くもならずの中途半端状態で、気怠い思いをしながらの仕事という厄介ものでした。

さて、本題。
最近ヨーロッパ鉄道模型界を賑わせているのがこれです。
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Railjetと統一されたロゴ、青い車体に赤ライン、散りばめられた星の演出もあり、とにかくオシャレでかっこいい。

CNLと涙涙のお別れをしたユーロ鉄たちに希望の光となって現れたのがNightjetです。
かくいう私もその一人ですが、ニュースを知ったと同時に大型財政出動の危機を感じました。
なぜなら、NJ車両はCNLから引継いで塗装変更するというじゃないですか。CNLをNゲージでモデル化しているL.S.modelsが間違いなく模型も塗り替えて出すに決まっているのです。L.S.modelsは客車1両1諭吉が相場ですから、住宅ローンを抱え子育てしながらせっせとレイアウト作ってるお父さんの貧弱なお小遣いではポンと買える代物ではないのですよ。
さぁどうする。
どこから捻出するのか考えながら、まだ先のことと思って様子をみていたところ、HOで先行発売され、日本でも多くのユーザーが購入してレビューなどをアップしてくれました。
見ればみるほどかっこいい。
欲しい。

NでもやっぱりL.S.modelsが昨年末あたりにセット販売をアナウンス。
ついに来た。
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5両セットの#97032

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4両セットの#97035

この2セットは見てのとおりNightjet塗装のものとNightjet以前の旧塗装のものが混ざっていて、更新時期の編成が再現できます。
混成はヨーロッパ鉄道の魅力の一つなので、ユーザーの心を掴んだセット内容です。
日本で買うと1両1諭吉なので1両€60程度で購入できる個人輸入をするしかありません。
やや考えて、即、ポチりました。
4月のことです。

が、しかし、この2セットにはダブルデッカーがないのです。
ダブルデッカー寝台車のWLABmzとWLBmzはCNLのころから主役的な位置付けで私も大好きな車両。来年あたり2〜3両のセットで出ると踏んでいました。

予約した2セットの発売がいつかいつかと首を長くして待っていた10月初旬、突然Menselというショップが開店40周年記念と称してOBBのICカラーWLABmzとWLBmzを発表したのです。
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L.S.models #79000
コイツは数年前に限定販売され市場から瞬殺されて日本ではほとんど出回っていない激レアな一品。
ヤフオクで2.5諭吉で落札されるのを目の当たりにしてドン引き。
客車ですよ。テールランプ点きませんよ。室内灯なしですよ。モーターなんか入ってませんよ。
2マン5センてなんすか?
そんなL.S.modelsの激レアがなんと€100ちょい。
コイツはNJ編成にもAutzug編成にも使える優れもの。
ほぼ無料(からぱたさんのパクリ)と認識して即ポチです。

これでNJは残すところWLABmzとWLBmzのNJカラーのみ。
いつ発売なのかなぁ、楽しみだなぁ。

そして先月、4月に予約していた#79032と#79035の2セットが発売前に予約注文で完売し、まずは#79032が、続いて記念モデルの#79000が発売されました。
日本のユーザーの元にも既にこの2つは届いているようですが、私は一緒に送ってくれと言ってあるので#79035の発売までは来ないという認識でいます。
ちゃんと伝わってるよね?大丈夫だよね?忘れられてるわけじゃないよね?という心配もあり、ややソワソワしています。
まぁ、気長に待とうじゃないか。

NJが日本にも届いたという知らせを受け、支払いの面でもソワソワしている今日この頃ですが、先日とんでもない知らせを受け、サーッと血の気が引きました。
なんとL.S.modelsがNJカラーのWLABmzとWLBmzを含む6両セットを12月に発売するとアナウンスしたのです。
なんの前触れもなく「来月出すよ」という不意打ち。
長らく待たせた#79032を発売し、間もなく#79035が出るという、もう今さらキャンセルなんて出来ないタイミングでの目玉商品セット売り。しかも日本人が愛してやまない「限定」の文字を添えて。

あぁ、私はどうしたらよいのでしょう。なぜ今なのですか?なぜ6両セットなのですか?無心論者の私も神に祈らざるを得ませんでした。
ここ数日間、仕事も手につかず(一山超えて暇になった)、帰りはおもむろに途中下車して小一時間歩きながら途方にくれる(ダイエット)、帰宅すればアルコールに走り(ウォーキング後は特に美味い)、憂鬱な日々を過ごすこと数日。
ついに精神耗弱状態に陥ってしまいました。
聞こえるのです。
ポチれ
楽になれるぞ
後のことは後で考えればいい
ポチるんだ
どこからともなく聞こえる囁きが脳内を巡り意識レベルが300に達しようとしたとき、私はカミナリに打たれたかのようにカッと目を見開き慣れた手つきでスマホを操り、心神喪失状態のままポチったのです。
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全部で17両。

極刑に処されるかもしれません。
弁護側が心神喪失状態で責任能力なしと主張してくれることを期待します。

ではまた!

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プチ・ランドヴァッサーを作る その5 [レイアウト]

こんばんは。
シリーズ5回目。
と言うことはもう1ヶ月以上もこれを作っているわけで、いったいレイアウトはいつになったら完成するのか不安になります。
でも、最近ちょっと気づいているのが、作り続けることが目的なのかもしれないということ。
完成したらどうなってしまうのでしょう?
HOにでも転向するのか?

今回はパーツの取り付けと塗装をやりました。
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これが今回の成果。
まだ完成しません。

では、製作過程をお送りいたします。
まずはパーツを作ります。
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1mm厚のプラ板をこのようにカット。
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2mm角の桧棒を4mmの長さにカット。
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橋の路盤の両サイドにプラ板を貼ります。
通路ってやつです。
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下から見るとこんな感じに出っ張っているので、ここに桧棒を5mm間隔で付けます。
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途方もない作業の結果がこれでございます。
ゴム系接着剤でチマチマチマチマ付けました。
途中、気絶していたのか記憶がありません。
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その後、屋根裏に持ち込んで線路を敷いてみました。
本物のランドヴァッサー橋は単線ですが、プチ・ランドヴァッサー橋はプチなのに複線でございます。
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例によって末端はネジにハンダで固定して動かないようにしています。
ネジの部分にカットした枕木を取り付けて自然な感じにしましたが、ネジが丸見えで興ざめ。
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そのため枕木に見えるようネジを塗装してごまかします。

お次はいつものモデリングペーストで表面をコーティング。
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表面がザラザラになって質感がアップしました。
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いつものパンツシリーズです。
レースがついてちょっと可愛くなった?

今度は塗装にいきますが、本物のランドヴァッサー橋を観察すると目地が白いのです。
今回の目地は白でいこうと思います。
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とは言ってもあれやこれやが染み出して目地が純白というわけもないのでこの色で。
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レースのパンツが黄ばんでしまいました。
ツーンと臭いそうw

次は石を塗装します。
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アクリル絵具を調色して
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こんな物を作りました。
スタイロフォームに布を巻きつけたものです。
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この道具に絵具を擦り込んで、橋の表面にペタペタとスタンプのようにして色をつけていきました。
が、しかし、いまいちな着色でした。
結局は筆でドライブラシして塗装することに。
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履くだけ履いて部屋の片隅で半年熟成させたパンツが完成しました。

今回はここまで。
次は塗装の仕上げとウェザリング。

ではまた!

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プチ・ランドヴァッサーを作る その4 [レイアウト]

こんばんは。
風邪が治りません。
歳でしょうか。
平日にコツコツ作業を進めようと思っていたのに風邪のせいで全く手付かず。
週末に頑張ることにしました。

今回の成果はこれ。
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アーチの部分にスチレンボードを貼り付けて外観がほぼ完成です。

ママ友という方々がうちに来てこれを見て言ったそうです。
「え⁈マジで?どーゆーこと?」

それ、私にとって褒め言葉です。

前回は橋脚部とアーチ下部に石積み表現したスチレンボードを貼ったところまででした。
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このスタイロフォーム丸出しのところをやっつけます。

作業はアーチ部のスチレンボード型取りから。
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まずは同じ型の厚紙を2枚。
これをガイドにスチロールカッターで切り出します。
ん?
厚紙を切り出す手間でスチレンボード切り出せるって?
ムリムリ、スチレンボードって薄いけど不用意にカッターで切るとガサガサになりますから。
直線は慎重に切ればいけますが、アーチの曲線はまずムリ。
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こんな風にスチレンボードのサンドウィッチを作って。
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あら綺麗!
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こんなのを4枚ほど手がけました。

ここで、やや工夫をします。
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これは橋を上から撮影したものですが、ご覧のとおりカーブしています。
カーブした石積みアーチは石をカーブさせて積んでいる訳ではなく、まっすぐ積んで橋脚で角度をつけているようです。
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そのため橋脚はこのように上から見ると台形になります。
左と真ん中。

てことは、側面に貼るスチレンボードも角度を付けて貼ることになります。
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上が裏側に貼るスチレンボード、下が表側に貼るスチレンボード。
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裏側は山折りになるためV字の溝を付けています。
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表側は谷折りになるため切込みを入れています。
こうすることで3mm厚のスチレンボードも綺麗に角度を付けて貼り付けることが可能になるという訳です。

さぁ、形が出来たら石積み表現の開始ですよ。
またアレをやるんです、アレを。
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アーチの表現はこうして厚紙で型を作って罫書きました。
せっせ、せっせとアレをやって…、以下省略。

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ゴム系接着剤で貼り付ければ出来上がり。
橋脚の部分にちゃんと角度が付いてるのわかるでしょ?
ちなみに今回はアーチの表現以外は全てフリーハンドで描いてます。
実物もこの部分はかなり大小の石が混ざった感じで積まれているので、その辺をちょっと大げさに再現してみました。

アップがこれ。
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手編みのパンツです。
いや、手作りのランドヴァッサーです。
中央でスチレンボードを繋ぎ合せたんですが、結構ごまかし効きそうですね。

次回は細かなパーツなどを付けてみたいと思います。

風邪が治りますように、ではまた!

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