プチ・ランドヴァッサーを作る その3 [レイアウト]

こんばんは。
風邪気味です。
季節の変わり目で毎年やられる私は虚弱体質なのだろうかと心配になります。

さて、シリーズ3回目となりかなり完成に近づいてきています。

今回の成果はこれ
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スタイロフォームで肉付けした橋に靴下を履かせた状態。
橋脚とアーチ下部に石積み表現したスチレンボードを貼り付けたところです。

それでは見ているだけで吐き気がする作業をお送り致します。
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これは1mm厚のスチレンボードにニードルを使って溝を入れたもの。
石のサイズは3mm×5mmで全て均等になっています。
本物のランドヴァッサー橋の写真を観察したところ、アーチ部分の石の積み方は整然とした感じになっていたので、均等にしました。
重力を確実に橋脚に伝えるための重要な部分なので、職人たちがいかに気合いを入れて建設したかがわかります。
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これをアーチ下部に貼り付けるため4分割。
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ペタ。

両サイドの余分を切り取ります。
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綺麗にできました。

次は橋脚の石積み表現。
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横のラインは不規則な間隔で定規で引きました。縦のラインはフリーハンドで石積み職人になった気持ちで引いていきます。
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橋脚の正面と側面の石積みが合うようにこうしてラインの間隔を揃える気合い。
手の込んだことをしている自分に満たされますw
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これは正面のアップ。
本物のランドヴァッサー橋も橋脚はアーチ部分と違って不揃いに石が積んであるので、同じように表現しています。
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これで橋脚1本分。
気が遠くなるような作業。
これをあと2回やるのかと思うと失神しそうです。
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気を失う前に橋脚に貼り付けてモチベーションを上げていきます。
いい感じ。
あと2本か…。

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やり抜きました。
どうでしょう、この威風堂々とした姿。
かっこよすぎて鼻血出そうです。
あとは前後に合計6枚のパンツを履かせてあげればほぼ完成。

最後に今回発見したことを紹介しておきます。
石積み表現に使ったスチレンボードですが、どうやら表と裏があるようです。
見た目にはわかりませんが、触るとほんのわずかですが触り心地が違うのです。
パリッと硬めの表面と、ブヨッと柔らかめの表面。
この違いに気づいたのは溝を入れる作業のさなか。
なんか感触が違うなぁと思ったら、完成度も違いました。
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これ、ブヨッとした面の表現。

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そしてこれがカチッとした面の表現です。
全然違うんですよ。

今回はもう疲れたのでこのまま使いますが、次回から気をつけたいと思います。

石積みに挑戦する方はお気をつけ下さい。

ではまた!

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プチ・ランドヴァッサーを作る その2 [レイアウト]

こんばんは。
ここ最近は家族イベント盛りだくさんでまとまった時間を確保できていません。
屋根裏に行くのも2週間ぶり。

前回の更新ではランドヴァッサー橋の骨組みまでできました。
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これに肉を付けていきます。

まずは橋脚の木材へ。
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こんな感じにスタイロフォームを切り出して、木材の周りに貼り付けていきます。
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うかつにかじると歯が折れる恵方巻が完成しました。
今度はこれの整形をします。
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例によって厚紙で型を作り、貼り付け。
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こうして両側に型紙を貼ったら、スチロールカッターで余分なスタイロフォームをカット。
カットしている場面の写真も貼りたかったけど、そのためには手が3本欲しい。
実は嫁に撮影してもらったけど、センスなさすぎてお蔵入りですw
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3本の橋脚全ての整形が完了しました。
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前に作ったソリス橋の橋脚はまっすぐでしたが、今回は裾にいくほど太くしました。
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アーチ部分も型紙を使ってカットし、肉付け完了です。
橋の高さは265mmなので実物換算すると約42mになります。
やっぱり「プチ」を付けた方がいいですね。

屋根裏へ持ち込んで、取外し式シーナリーにガッチリ取り付けて出来上がり。
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橋も橋脚の土台も微妙に勾配がついているので角度やら位置やらの微調整に結構な苦戦を強いられました。

今回橋脚の芯に木材を使ったのは、ここが取外し式だから。この後、シーナリーには石膏を使うので、そこそこの重さになってしまいます。
橋を持って取外すとき、スタイロフォームを接着しただけだと重さに耐えられず壊れてしまうと思ったので芯に木材を入れてネジ留めしたのです。
おかげで頑丈な橋になりました。

では、どんなシーンになるかご覧ください。
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正面からの景色。

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下から見上げた景色。

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上から見下ろした景色。

やっと様になってきました。

ではまた!

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プチ・ランドヴァッサーを作る その1 [レイアウト]

こんばんは。
土曜日は息子の運動会。
東京は台風の影響で真夏のような陽射しが照りつけ、顔と腕が季節外れの日焼け状態に。

日曜、月曜は久々の屋根裏工事。
今回はランドヴァッサー橋をモデルにした大きなアーチ橋を作ってしまうのです。

その前に仕上げないといけない場所を仕上げる。
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ここね。
トンネル内の架線を張らないと、その上に設置するランドヴァッサー橋には進めない。
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パンタないけどなんとなくAutoZugを並べてしまった。
こういうことしてるから時間がなくなるんですよ。でも、こういうことするからモチベーションが上がるんですね。

さぁ、本題のランドヴァッサー橋へと駒を進めましょう。
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と、その前に、この正面の屋根裏まる出しの壁をなんとかしたい。
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なんとかなりました。
ここはお空になるんだ。

そしたら、今度こそランドヴァッサー橋。
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矢印の先をランドヴァッサー橋で繋いでやろうと思うけど、ここは一工夫しなければいけない。
さっき架線を張った線路のメンテナンスができるようにシーナリーごと外せる作りにする。
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こんなもんを作ってみた。
これが
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こうなって
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こうなる。

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取り外した状態はこれ。
大きな空間が広がってメンテナンスしやすくなった。
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土台ができたので、ランドヴァッサー橋の路盤を仮設置。
途中のマスキングテープで巻かれたところは路盤が分割されている場所。
この分割点に梁を設置したい。
でも、どうやってここに梁を付けるのだろうか。
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悩んだ末に作ったのがこれ。
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可動式梁。
ところが、やや短くてやり直し。
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この辺りは全てが現物合わせで作っていくので、吐きそうなぐらい手間がかかる。
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吐きそうになりながら作った梁はこんな感じになりました。
位置が決まればもう可動する必要がないのでボンドで固めてしまう。
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やっとランドヴァッサー橋の輪郭が見えてきた。
ここで気付いた人もいるかもしれない。
矢印から矢印までをランドヴァッサー橋で繋ぐって言ってたのに、なんで途中に梁を付けるのってね。

妥協ですよ、妥協。
だって梁より左側は手前に架かるBietschTal Bruckeのせいで見えないんだもの。
費用対効果を考えれば妥協せざるを得ないんです。
だから、プチ・ランドヴァッサーと言うわけ。

そしたら、今度は橋脚を作っていきます。
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ここも現物合わせ。
路盤の下に収まるよう橋脚の骨組みとなる材木を切っていきます。
最後はヤスリで微調整。
ヤスリがけするときはこんな工夫が必要。
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ここまで削るぞっていう罫書きです。
これがないとどれだけ削ったのかわからなくなってしまう。
要するに、削る目安を書き込むと削り過ぎずに済む。
削り過ぎると振り出しに戻るからとっても大事な一工夫。
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3本の橋脚を無事に切り出してランドヴァッサーの骨組みが完成です。
いい感じなんじゃないの?
私の頭の中ではすでにプチ・ランドヴァッサーの姿が見え始めています。

ではまた!

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