トンネルポータルを自作 その1 [レイアウト]

こんばんは。
皆さんはパンデミックという言葉をご存知でしょうか。
感染症が世界中に爆発的に広がることを意味します。
先週、わが家でそのパンデミックが発生しました。
日曜日に私と妻の家族を自宅に招き、娘の誕生日会をやったのですが、その夜、娘が発熱、翌日インフルA型と診断されました。
その後、私も息子も陽性、二次感染を含め9名が発症しました。
おそるべし、インフル。
ちなみに妻は少ない生存者の一人。
おそるべし(笑)

そんなわけで水曜日から自宅謹慎状態。
これはチャンスとばかり、兼ねてからやろうと思っていたトンネルポータルの製作に乗り出したわけです。
転んでも、ただでは起きません(笑)

まずは、少しずつ進めていたデザイン画を仕上げ、コピーして現場検証。
8088B9CE-A832-46DB-B35A-206328B643FF.jpeg
中央駅からの眺望です。
75FCFE86-54F0-492D-A120-CEA1A24202DC.jpeg
こんな感じ。
ここでトンネル部に穴をあけて車輌通過テスト。
F11D2201-C449-462D-811F-DA849440D00B.jpeg
概ね良好のようですが、その後、1番左と2番目の間を1mm、1番右と2番目の間を3mm広げて製作することにしました。
B8DC7F59-CBA7-452F-AE54-853E907B743A.jpeg
まずは3mm厚のポリスチレンボードを型どりします。
261AC947-E8CC-4DB4-B9EC-AB82A51BE917.jpeg
イメージが湧いてきました。

71A69369-3398-458B-9C7B-0ADFE405A9F5.jpeg
続いて、トンネル上部の装飾を作るため、1.2mm厚のプラ板に罫書きしました。
44BD6BB0-560A-4158-8CAC-E1CE0F9D777C.jpeg
不要部分をドリルで穴あけしていきます。
電動なのでダラダラやると摩擦でプラ板が溶けてしまうので注意が必要。
34CB6A06-67D2-4F6B-9BE9-72466BCAB2BD.jpeg
プラ板から切り離して整形します。
4616B27F-D3D6-460B-986E-5F1C17E0DA6D.jpeg
気が遠くなるような作業ですが、謹慎中の私には時間がたくさんあります(笑)
93832FD2-9AD8-4FE8-BABB-BAC0BD20A0AC.jpeg
引き続き、装飾品の加工。
3mmプラ角棒の角を削って形を整えました。
99820D56-C133-4B95-8C12-297A2F70A1C6.jpeg
次にトンネル入口のアーチを1mm厚ポリスチレンボードから切り出しておきます。

今度はポータル本体の加工。
CBF81F14-D86B-4826-B5FF-6931BC2888E4.jpeg
石積みはニードルでポリスチレンボードに溝を入れて表現します。
すごく簡単です。

4386CD49-B27E-4395-B97D-6E53CDAF0452.jpeg
作っておいた装飾品をゴム系接着剤で取り付けました。
377676E0-FC29-414A-9D6B-ACDD82FB030D.jpeg
ニードルで縦のラインをせっせと入れて、ディテールを追加していきます。
面倒くさそうですが、やりだすと止まりません。
5E83E139-1E03-4BCA-8EC3-21F42AC6D9E7.jpeg
さらに装飾を追加して原型の完成です。
いつかこれを作らないといけないなぁと思いつつ、なかなか着手出来ずにいたので感無量。

トンネルポータルなんて買ってくりゃいいじゃんと思うかもしれませんが、ご覧のとおり市販品ではサイズや間隔がしっくりこないんです。
そのため自作を決意。
せっかく作るならコンクリート打ちっ放しポータルではなく、いかにもヨーロッパ的なものがいいなぁと思ってデザインの資料収集からスタートし、ようやく形が完成です。

最後に下地を整えます。
50EB3CA4-59BB-42B1-8208-E2F7EE18C7FF.jpeg
ポリスチレンボードは溶剤系塗料で溶けてしまうので、画材のモデリングペーストというものを塗って下地作りをしないといけません。
モデリングペーストは大理石の粉で出来ているため塗布後の質感は完璧ですし、強度も確保できてしまう優れもの。
シーナリー製作で今後も大活躍間違いなし。

次回は塗装編をお送りしします。

ではまた。

nice!(6)  コメント(12) 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。