最高到達点 [レイアウト]

おはようございます。
しばらくストラクチャー製作に傾注していましたが、たまには屋根裏もやっています。
ようやく投稿できる程度の成果が現れたのでここらで1つ。

今回は完成したループ線のさらに上に新規レーティッシュラインを追加する工程です。
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ループ線の路盤を支えるこの4枚のベニヤにレーティッシュラインの路盤をとおす穴を開けます。
うっすらと罫書きしてある部分です。

しかし、このまま穴を開ける作業をすると大量のおが屑でループ線が大変なことになりかねません。
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そこで、画像のようにビニールでおが屑対策。
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こんな感じにおが屑からループ線を守ります。

この狭い空間での穴あけ作業はなかなか難易度が高いです。
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無事に4ヶ所の穴あけに成功しました。

ここは完成すると当レイアウトの最高到達点484mmとなります。
床面からはなんと934mm。

さて、路盤の形をどうやって決めようか。
追加した部分なだけに穴を開けた位置は精密とは言えません。

現物合わせで厚紙から型を作ってみることにしました。
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切ったり繋げたり、試行錯誤しながらも型の切り抜きに成功。
これを元に路盤を切り出し。
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簡単に路盤を設置できたように見えますが、何度も微調整を繰り返した結果です。
カーブのラインはやや微妙ですが、トンネル内なので合格点としています。

次は右半分の路盤を作って線路を敷かなければいけません。

勢いで追加したレーティッシュラインですが、予想どおり工事の遅延に拍車がかかっています。

ではまた!

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コンテナクレーン [ストラクチャー]

こんばんは。
クレーンシリーズが続きます。
前回紹介したクレーンと一緒に購入したのはコンテナ用クレーンのこれ。
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フォルマー製品です。
コンテナ貨車からコンテナトラックに積み換える、あるいはその逆のシーンが演出できます。
積荷の上げ下ろしシーンは鉄道模型ユーザーにとって大切な場面ですから、きっと役に立ってくれるはずです。

さぁ作ってみましょう。
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完成。
途中経過はアップするほどでもないので割愛です。
注目はここ。
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足の部分の警戒色。
製品のとおりに作ると、ここには黄色と黒のゼブラ柄が印刷された紙を貼ることになります。
しかし、紙の貼り付けは経年劣化で剥がれてしまうし、私にとってヨーロッパの警戒色は赤白ゼブラなのです。
そこで塗装で赤白ゼブラを表現してみました。
イメージどおりで満足です。
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アームには重量制限が記載されています。
さすがにこれは製品に入っていたプリント紙を貼付しました。
35,000kgまでいけるようです。

ところが、このキットには肝心のコンテナが入っていません。

これじゃあ何のクレーンかわからないので、別にコンテナを準備しなければいけません。

まぁ、そんなこともあろうかと、かなり前に買ってあるあいつを持ってこよう。
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え?
中身がない、、、

ではまた!

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クレーン [ストラクチャー]

こんばんは。
今週は貨物用のクレーンを紹介します。
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フォルマーのこれ。
もう何年前になるでしょうか。
天賞堂で見つけて即買いです。

貨物列車が大好きな私は、当然、貨物列車が映えるシーンも好きです。
そしたらこの手のクレーンは絶対に必要となります。
日本でも保線用の機材が置いてある引込線などで見ることができると思いますが、ヨーロッパも同じなんですね。

さて、いつもどおり塗装して組んでみました。
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あっという間に完成。
ご覧のとおり大して複雑なものではありません。
しかし、全てが繊細なパーツで構成されており、接着部も線ではなく、ほとんどが点です。
けっして簡単なキットとは言えないかもしれませんが、丁寧に組み上げれば難しいものでもありません。

いいですね。
この鉄骨丸出しな感じが。
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クレーン部には操作用のボックスが付いています。
レールにぶら下がって左右を行ったり来たり。
レール部分は稼動部なのでタミヤのフラットアルミを塗って表現しました。
おそらくグリスの影響もあってサビはほとんどないのかなぁと思います。

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こちらはクレーンの足元。
こちらもレールの上を前後に行ったり来たり。
枕木とレール側面はブラックで下塗りしてブラウンでウェザリング、上面はやはりサビが車輪で磨かれているのでフラットアルミで仕上げました。

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鉄骨に梯子がかかって足場があります。
お気に入りの部分。

ちなみに
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操作用ボックスは可動式です。
この位置から作業員はボックスに乗り込むわけですね。

さて、ここでサビや汚れを入れて仕上げといきたいところですが、とにかく鉄骨が細かいので表現が難しいんです。
ついついやりすぎてしまいそうなので、しばらく様子を見てからにしたいと思います。
レイアウトに置いて雰囲気を見てからってのもありですね。

ではまた!

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信号所 [ストラクチャー]

こんにちは。
レイアウトを彩るストラクチャーは私にとって車輌と同じぐらい大切な存在です。
レイアウト製作にあたり、ストラクチャーの雰囲気やサイズは重要な要素となるので、現物を見ながらレイアウトの製作も進めていきたいと思っています。

そこで今日は中央駅の分岐を管理する信号所の製作をお送りします。
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フォルマーのゲート型信号所。
この形とレトロな雰囲気は一目で気に入りました。
問題は柱と柱の間隔がどれぐらいあるのかってところでしたが、そんなことは後で考えればいいんです。

いつもどおり、塗装して組んでいくのですが、このモデルもまずは照明設備を中に組み込まなければいけません。

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これはアクリル角棒にキズをつけたもの。
片側からLEDを照らしてキズ部分を光らせる方法です。
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こんな風に光ります。
しかし、トータンさんの言うとおり、光源の方が明るく、離れるに従って暗くなります。
そこで光源から離れた部分のキズを大きくしてみたらどうかやってみます。
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ボキ
失敗。
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次は光源の近くのキズを広めに付けて遠くのキズの間隔を狭くしてみました。
これなら光量は同じになりそう。
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LEDを瞬接でくっつけ熱収縮チューブでコーティング。
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そして屋根の裏側にアルミホイルを貼って光を最大限に活用します。

で、キットの方はと言うと
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もうこんなに出来上がっています。
壁から光が透けてしまわないよう内側をグレーで塗装。
この塗装はパーツのつなぎ目から漏れる光も防ぎます。
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床に空いた穴は照明の配線用の穴になりますが、このままでは配線が外から丸見えになってしまいます。

そこで一工夫。
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プラ板で構造物を作って隠すことにしました。

これで準備万端。
LEDの配線をしていきます。
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LEDの足を曲げ、CRDと0.3mmエナメル線をハンダ付けして完了です。
あとは屋根を被せるだけ。

と、その前に、信号所の職員を中に入れておかないと。
手元にいる駅員のフィギュアを眺めながら誰にしようかしばらく考えます。

うーん、こいつ!と言うフィギュアがいません。

覗きこまないと見えない部分ではありますが、無人の信号所ってのも寂しいし。
どーしたもんかなぁ…。

!?
魔が差しました。
なるほど、これは面白いかも。
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こいつが目に入りました。
セクシーシーン!
こっからはR18指定です。
閲覧するかどうかは自己責任でお願いします。


知ってる人は知ってると思いますが、これは、れっきとした鉄道模型のアクセサリー。
メーカーはシーナリー製品を専門とするNOCH。
ドイツ人の遊び心が端的に現れた商品です。

信号所の職員が仕事を放ったらかして情事にふけるシーンを再現しましょう(笑)

ひとまず、照明の具合を見てみます。
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んー、ちょっと明るすぎか?
まぁ、いいってことにしましょう。

で、仕事サボってる2人はこんな感じ。
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フライデーの袋とじのようです(笑)

これを不謹慎と捉えるか、面白いと捉えるかは人それぞれ。

信号所の仕事をサボってあんなこんなで事故が起きたら大変です。でも信号もポイントも全てコンピュータ制御だから大丈夫という設定ですよ。

まぁ、これが現実なら確実にクビですけどね(笑)

信号所内には燃え上がる2人だけですが、操作盤なども設置しておきます。
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操作盤の塗装は面倒だからいいや(笑)

で、屋根を被せて仕上げパーツを取り付け。
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完成です。
照明が青白くなってるところがなんとなくイメージと違うけど
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暗くすればそれほど悪くない。
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特にこのシーンの演出としては、あり(笑)

しかし、ドイツの鉄道模型って奥が深いですね。
このセクシーシーン以外にもたくさんの人間模様を演出できる製品がそろっています。
私がヨーロッパ型を選んだ理由はそこにあるのです。
鉄オタの自己満だけではなく、ユーモア溢れる人の営みがドイツ鉄道模型の醍醐味ってやつですね。

しかし、この信号所の外見と中で行われてることのギャップが面白い感じに仕上がりました。
細部を覗き込む楽しみってやつですね。

ではまた!

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